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取材記事を書く面白さ

最近新しく取材記事を書く仕事が始まったのだけれど、これはとても奥が深くて面白い。昔していた旅先の記事を書くこととは、違うやりがいと難しさがある。

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まず取材をするために、事前に色んなことを調べまくるのだけれど、そこからして面白い。例えば、取材をする会社の強みや業界内でのポジション、競合、顧客、その業界の今後の動向などを調べる。さらにその会社がモノづくりをしていれば、その商品が一体どのようにして作られるのか等も理解する。おかげで最近、段ボールとコンクリートについて詳しくなりました。私には好奇心や探求心が割とあるようで、分からないことは気が狂ったみたいに調べ上げて、その結果、新しいことを学べると満足するらしい。ちなみに段ボール箱を作るには、まず段ボールの原紙というのを三枚貼り合わせて、段ボールシートを作るんです。そしてその段ボールシートに、印刷をしたり切込みなどを入れて、段ボール箱ができあがるんです。

(段ボールのことなんかどうでもいいって?そりゃそうだ)

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次に、普段接することのない方たちの話が聞けるのが面白い。特に取材を受けている方が、自分の言葉で仕事に対する想いややりがいを語った時は、心が打たれることがある。そして自分を省みて「自分が成し遂げたいことは、一体何なのだろう?何のために私は文章を書くのか」などと考えさせられる。

最後の面白さはやはり、その原稿を書いている時だ。もともと文章を書くのが好きなので、結構何時間でも文章をこねくり回していられる。が、取材記事は今まで書いてきたものと系統が違うので、やはり難しい。文章の構成から句読点の打ち方、きちんとした言い回しなど、多分昔通っていたライター養成講座で習ったはずだが、全部きれいさっぱり忘れてしまった!当時の資料を引っ張り出してきて、きちんと勉強し直さないと・・・。あとは自分の書いている文章が、取材時に聞いた話の魅力を最大限伝えられているのかどうか。読んだ人の心に何か刺さるものがあるのかどうか。そういうことを考えつつ「うーん、うーん」と唸りながら原稿を書く。

(字を書くのも好きです)

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そんなこんなで原稿を提出すると、原稿を見てくださった担当の方が、すごく丁寧に添削して返してくださる。本来であれば、ライターとして金をもらっている以上、程度の低い修正があってはならない・・・。添削して頂いたものを見て「ひえぇー!!!申し訳ございません!」と反省する。その一方で、わざわざこのように指導してくださることに感謝をして「次は絶対に赤ペンが入らないように書くぞ!」と燃える。

私は思うのだけれど、ライターという職業にとって大切なのは、書く技術はもとより、物事への飽くなき探求心、そして何気ないものからでも面白さを見つけ出す力、さらに他の人が書いた文章への興味(これがないと、表現力を向上させられないのではないか)なのかなと思う。ベテランのライターさんとお話しできる機会があれば、どんなことを大切にしながら文章を書いているのか、ぜひ聞いてみたい。