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英会話で世界一周 ~スウェーデン~

今日は幸福度が高いことで知られる、スウェーデンの先生のレッスンを取る。しかしプロフィールによると、中国語を勉強するために台湾に住んでいるよう。どうして台湾に住むことになったのかを聞くのも興味が沸くなぁ。さっそくSkypeでお話しする。

「今、香港に住んでいるんですよ」え?台湾じゃなかったんですね。笑顔が素敵でさわやかなこの先生は、多分まだ若そう。30代前半くらいかな。北欧の人が話す特有の英語のアクセントが耳に残る。お互いに自己紹介をして、なぜ台湾に住もうと思ったのかを尋ねると、意外にもこんな答えが返ってきた。「スウェーデンでの生活に行き詰って、ある日無計画に荷物をまとめてアジアに飛び出したんです」彼はスウェーデンで同じことを繰り返す日々に、充足感を感じられなかったのだという。「え?スウェーデンは幸福度が高いことで知られているので、驚きました」というと、こんな答えが返ってきた。「確かに国の福祉は充実しているかもしれない。でも幸せな人もいれば不幸せな人もいるし、他の国と同じように社会的な問題ももちろんある。国の経済レベルなどだけでは一概に幸せとは言えないですね。それに幸せの基準は人によって違う」

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そして先生が「幸せとは何だと思うか」と質問してきたので、インドのラダックで教わった「自分に満足することが幸せ。もっとこうだったらいいのに・・・という考え方をしていると、いつまで経っても幸せになれない」という教訓や、幸せは感情の結果だと思うというようなことを答えた。「日本の幸せ度は何位くらいですか?どうしてそんなに低いのだと思いますか?」いい質問ですね。私はこう質問し返した。「スウェーデンでは、相対的に人々は幸せに暮らしていると思いますか。他の国と比べて」すると彼はこう答えた。「私はかわいそうだと思うことがあります。色んな恩恵を受けているのに、それに気づかずにスウェーデン人は文句ばかりを言っている。あと幸せ度という観点からは、ノルウェーやフィンランドの方がスウェーデンよりも上ですしね」これを聞いて、あぁ幸せは場所じゃないんだなぁと思った。我々の考え方なのだ。それに幸せ度の低い日本から見てスウェーデンはいいなぁと思っていたら、スウェーデンはもっと幸福度の高いフィンランドやノルウェーを称えている。極めつけはこの言葉だった。「私はスウェーデンに住みたくありません。海外に住んでいる方が、充足感を感じます」

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このスウェーデン人とお話しして、色んなことが刺激的だった。まず質のいい議論ができたことで、自分の英語力がどれだけ衰えてきているのかが身に染みて分かった。これはもうちょっとまともに勉強しないと、まずい。英語で込み入った話ができなくなるのはとても悲しい。次に「自分が持っているものに感謝することが幸せ」と二人とも認識してはいるものの、じゃあ具体的にどうすればそれができるのかが分からないことだった。私がしているのは、思考がネガティブになって来たら感謝できることを書き出したり、おいしい物を食べたりして意図的に自分が幸せを感じられる状態を作ることだが、それで解決できる範囲には限りがある。今後もっと追求していきたい話題だ。

次は2019年度の幸福度ランキングトップに輝いたフィンランドの人に、幸せについて聞いてみたい。