日本にいるからこそ🎐

日本人も知らない日本を知る

世界のお茶まつりに行く

プーアル茶の旅を終えて、次は日本の茶の産地で「世界のお茶まつり」が開催されるので行ってみる。大きなイベント会場を丸々このお茶まつりに使う感じで、お茶とそれに関連する商品の見本市、色んな国のお茶の試飲、日本茶の飲み比べなど、お茶をたくさん楽しむことができる。平日にも関わらず結構人が多く、着物を来ている人もいてとても素敵。

まず色んな国のお茶を飲めるコーナーへ行き、始めにペルーの「キャッツクロー茶」を飲んでみる。このお茶はペルーのアマゾンに生えている、キャッツクローという植物の木の皮を煎じたものらしい。ここで私はお茶の定義とは何なのだろう?と少し疑問に思う。味は・・・木の皮を煎じた茶という感じでした。普段はペルー料理屋で働いている日本人とペルー人のハーフの女将さんが、お茶を淹れてくれました。このペルーのクッキーが大変美味。今度ペルー料理屋に行きますね。

f:id:Nisshi:20191111175858j:plain

続いてブラジルのマテ茶を飲む。びしっとスーツを着た笑顔の素敵なブラジル人男性が、上手な日本語でこう言った。「来て頂いて、ほんっとぅにありがとうございます!今からブラジルのお茶文化について、説明してあげます!」はい、どうも上から目線でありがとうございます(笑)。職場の方、どうか彼の不適切な日本語を正してやってください。実は大学生の時ペンフレンド(懐かしい響き)のブラジル人が、マテ茶を送ってくれたことがあった。が、結構苦くてあまり得意ではなく、今回飲んでも同じ感想だった。「実はブラジルはあまりお茶の文化はありません。みんなコーヒーをよく飲みます」とのこと。そうですよね。ちなみにブラジル人の彼は今年の春に日本に来日したらしく、12歳の頃から日本に恋して日本語を学び続けていたそうな。そういうのを聞くと、とても嬉しいです。日本の生活を楽しんでくださいね。

****(マテ茶の写真はない)*********************

そして何だか懐かしくなり、シンガポールのブースに行ってみる。シンガポールのお茶ってなんだ?と思っていたら、練乳の入ったあまーいミルクティーを出していた。その他、お茶について新たに知った文化としては、中華系のシンガポール人は結婚式で敬茶という儀式をするということ。これは中華圏の風習らしいが、新郎新婦がそれぞれのご両親に感謝の気持ちを込めてお茶を送るのだそう。日本は手紙を結婚式で読んだりするけれど、中華圏はお茶なんですね。素敵な風習。

(Teh Cだ)

f:id:Nisshi:20191111181314j:plain

最後に飲んだ異国のお茶は、ウズベキスタンのレモン緑茶だった。これは中国の緑茶にレモンを放り込んで砂糖を入れたもので、正直言っておいしくない。レモンの酸味が強すぎて茶の味が感じられない。多分現地で飲んだらまた違うのだと思う。お茶はそれぞれの国の気候や食べ物に合うようになっているし、作っているのも日本人のようだったので、これが本当の味かどうかも私には分からない。

f:id:Nisshi:20191111182015j:plain

他にも見本市では、台湾の「食べるお茶」というのを知った。色んな雑穀を挽いて濾したドロッとした飲み物で、お茶というよりも新種のぜんざいのような感覚でおいしい。お試しパックを購入。

matcha-store.jp

あとは日本の緑茶を色々と飲み歩いた。お花の香りのする緑茶、日本では珍しい釜炒り茶、新しく開発中の品種のお茶・・・・。しかしなぜかどれもピンとこなかった。どうやら私は中国茶と紅茶に恋をしてしまったようだ。でもここでちょっと待てよと思う。自分がいつも紅茶や中国茶を飲んで「これはおいしい!!」と感じたのは、このような見本市ではなかったはず。空気の澄んだ、静かで美しい茶畑に囲まれた茶の産地だった。そういえば日本の茶畑に囲まれた茶の産地で、きちんと淹れてもらったお茶を飲んだことがことがまだないじゃないか。さらに私は去年初めて静岡に来た時に飲んで、思わず「なにこれ?めっちゃおいしい!」と言ったお茶があった。それは菊川で作られている深蒸し茶で、きちんとその茶のパッケージの写メを撮ってある。

よしよし、次は日本の茶畑に行って茶を飲もう。そしてこの写メを取った日本茶ももう一度飲んでみよう。導かれるがままに、しばらく茶の旅を続ける。