日本にいるからこそ🎐

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10/22(火)上海から昆明、そしてプーアルへ

上海を朝9時頃に出発し、昆明でもう一つ飛行機を乗り継ぎ、やっとプーアルに到着した。プーアルへ向かうために家を出たのが、昨日の12:50。プーアル市のある思茅空港についたのは、今日の17時過ぎ。なんて遠いんだろう。荷物をピックアップし、タクシーに乗って宿を目指す。運ちゃんに行先を告げる。「このホテルへ行きたいんです」「ここは〇〇〇だな?違うか?」いや分かんないよ、おじちゃん。私日本人だからさ。ここに初めてきたんだよ。その後、車内では他愛もない話をしながら、多分30分弱で宿に到着した。タクシーのメーターには27元と表示されているのに、宿が空港から遠くて街に戻るのに客が捕まらないとかで、50元払わされた。

(プーアルの空港)

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さっそく宿の方が出迎えてくれ、すごく親切そうなスタッフで安心する。部屋は簡素ながらも、清潔で気持ちがいい。それに辺りはとても静かだ。しかし辺りに店などはなさそう。

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「あのぅ、夜ご飯はここで食べられますか?レストランとかありますか?」「レストランはないですけど、食べられますよ。一食15元です。さっそく食べますか?」とのことで、着いていきなり茶室に案内していただいた。そして普通の家庭料理のようなご飯がでてきて、ホッとする。野菜が多いし、味付けが薄くて助かる。

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さっそくプーアル茶を淹れてくれるそうだ。まず生茶を頂く。これは今年のお茶だそうで、大変おいしい。説明しずらいのだけれど、緑茶でもなくウーロン茶でもなく、また今までに飲んだプーアル茶とも全く違う味だった。緑茶と烏龍茶を足して二で割って、まろやかさを出したような味だ。やはり思った通り、本物のプーアル茶はとてもおいしい。次に淹れてくれたのは、古茶。プーアル茶は保存期間を長くすればするほど、味が濃くなる。この味が今までに飲んだことのあるプーアル茶に近い。しかし今まで飲んでいたスモーキーさだけが際立ち、茶葉の味のしないプーアル茶とは完全に違った。嫌味のないスモーキーさに加えて、きちんとそこには茶葉の味が感じられた。次にさらに味の濃い古茶を淹れてくれる。しかし色の割に味がそんなに濃くはなく、しっかりとプーアル茶らしい風味は感じられるものの、すっきりとした味わいだった。

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お茶を淹れてくれている李さんに色々と聞いてみる。まず茶葉の量は2人分の茶だったら、5-6g。何人かいるなら8g。お湯の温度は90℃。一煎目は茶葉にお湯を淹れてから、30秒待つ。二煎目以降は10-15秒。食事の時に飲むのは生茶で、古茶は食後に飲むのだそう。生茶の方がカフェインが多いので、寝る前に飲むのはよした方がいいとか。ここで作った茶は昆明、北京など中国内の五か所で売られているらしい。プーアル茶の他にも緑茶、紅茶、白茶なども作っているらしい。「ところでここに外国人は来るんですか?」「えぇ、来ますよ。日本人も来たことがあります。中国語は話せないので、翻訳アプリを使ってましたけど」李さんは英語を全く話さないので、私はなんとか中国語で会話をしているが、残念ながら彼の言っていることの恐らく30%くらいしか理解できていない。これはとても悲しい・・・。その後、向かいにあるお茶の工場を少し見せてもらい(そう、なんとお茶の工場までここにはあった)、夕食&お茶会はお開きになった。私は内心冷や冷やしていた。李さんが永遠に茶を淹れてくれるので、一体いつまで飲まなければならないんだろうと。

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部屋に戻って、トイレとシャワーが一体になった浴室でシャワーを浴び、案の定トイレの便座はびしゃびしゃになった。シャワーも思った通り温度調節がうまくいかず、「熱い!」と「冷たい!」を繰り返した。でも静かな空気のおいしい場所で、今までに飲んだこともないおいしいプーアル茶を飲みながら、李さんと楽しく会話ができて大満足(何を言っているのかは、あまり分からなかったが)。我ながらいい宿を見つけたなぁと思う。明日は茶園を案内してくれるらしいので、今日はしっかり休もう。