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5/1(水)フィリピンの日常を垣間見る

フィリピン旅行の最終日は、町を散策することにした。まずは一番近いショッピングモールへ行ってみる。なんだかシンガポールのフィリピン人の憩いの場”Lucky Plaza”に雰囲気がとても似ている。電気の暗さといい、このうらぶれ感といい。ちょっとした懐かしささえする。当然のように登りのエスカレーターは故障して止まっている。

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フードコートなのに、やけに店と人が少ない。

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ゲーセンがシンガポールよりもイケてる。多分シンガポール人は真面目だから、ゲーセンなんか充実させてもしょうがないのかな。ここのゲーセンには公開カラオケがあり、このお姉ちゃんはビヨンセを熱唱して91点をたたき出していた。さすが英語の発音がとてもきれい。

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ここでランチにする。Sisigというフィリピン料理を聞いたことがあったので、それを注文したのだけれど、運ばれてきた物を見てちょっとした混乱を招いた。豚肉を細かく切り刻んだものに、銀歯が取れそうなくらい硬い天かすみたいなものと、半生の玉ねぎと青唐辛子が少々。味付けは塩コショウと多分少しのビネガー。

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旦那のは鳥をただ焼いたものと、白ご飯。旦那はこのチェーン店でご飯を食べる時はこの料理が一番ましと知っているので、いつもこれを食べてたのだとか。

全部を食べたわけではないしもっとおいしい店があるのかもしれないが、残念ながらフィリピンに滞在中、いづれのフィリピン料理も私の口には合わなかった。野菜が極端に少なく、味が単調。今まで色んな国を旅してきて、食べ物がこんなに口に合わないと思ったことは一度もなかった。辛すぎるというのはあったが、それはまずいのとは違う。どの国にも食に文化が感じられたが、それがここでは感じられない。それともこれがフィリピンの食文化なのか・・・。思わず、この国の歴史と食文化の発展について真剣に調べたくなった。

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お口直しに、Halo-Haloというデザートを頂くと、これは大変においしい!紫芋のアイスを他の具と一緒に混ぜて食べる。ちなみにこれはミニサイズで、普通のサイズはもっと見栄えがいいです。

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もう一つのお口直しは、このEnsaimadaというチーズが上にのっかったパン。これは旦那がフィリピン出張の度に買ってきてくれていた一品で、濃厚なチーズとふんわりしたパンがおいしい。トースターでちょっと焼くとおいしいんですが、なぜかよく火が付いた。

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その後、ホテル周辺をぶらぶらしながら写真を撮る。ちょっと町中にゴミが多い。
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本当に多い。

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市場に入ってみる。

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絶えず食べ物の周りにはハエが飛んでいる。

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どの新興国でも同じように、魚も肉も常温で売られている。

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魚や肉に対して、野菜を売っている店が極端に少なく、野菜の種類もあまりない。

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さらに外をブラブラする。庶民の足はこのピンクのトゥクトゥクやバイク、自転車タクシー。

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バスはなく、この小さな乗り合いバンで移動。空きがあれば飛び乗るスタイルで、朝などはこれにすし詰めになって、みなさん出勤しておられる。席がないと、後ろに捕まって立ったまま乗っている人もいた。

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なぜに冷蔵庫がそこに??

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自転車タクシーに乗って遊ぶ子供達。

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フィリピンは思っていたよりも、他の東南アジア諸国に比べて発展途中だと感じた。街中にはゴミが溢れ、トタン屋根の潰れ掛けそうな家がたくさん見え、インターネットは脆弱で、スパのセラピストは思った通り下手くそだった。改めて日本の生活環境のよさに感謝するとともに、日本の生活に慣れていく中で自分の視野が小さくなっていたことに気付かされた。それにいつも話しているフィリピン人の英会話の先生が住む国を実際に見て、これから安易に英会話をキャンセルしたりしないようにしようと思った。いくらか分からないけれど、その一回のレッスン料が彼らにとっては貴重な生活費になるのだ。

一方でこうも思った。経済的には貧しいかもしれないが、自然の多い所でいつも家族や友達と一緒に過ごしているフィリピーノと、金はあっても先進国で人との繋がりを感じられない孤独な人達と、どちらの方が本当の意味で幸せなんだろう。ツアーで一緒だったある日本人が「フィリピン人を可哀そうだ」と形容していたが、可哀そうなのはどっちなのだろう。

いづれにせよ、私がフィリピンに来ることはきっともうない。さよなら最初で最後のフィリピン。