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週末田舎暮らしの古民家を探す

職も得られたことだし、そろそろ週末田舎暮らしをするための古民家を探すことにした。まずはネットで古民家を調べると、移住を促進する自治体のウェブサイトに結構掲載されている。気になるものがあったので電話してみたものの、週末だけのステイや週の半分だけといった別荘のような使い方では借りられないとのこと。あくまでもその土地への永住の覚悟が必要だとかで、自治体が噛んでいる物件は諦めることにした。

(こういう二階建てのがあるといいなぁ)

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不動産屋が紹介している古民家物件を調べてみるも、買ってしまうものが多くて賃貸があまり見つからない・・・。あぁ、やはりこれは住んでみたい田舎に足を運んでその土地の方とお話しし、人づてで見つけていくパターンしかないのか。それも楽しそうでいいのだけれど、運とか縁とかにかかってきてシステマチックじゃない。何時間もPCで調べていたら、割と近くの不動産屋さんが古民家をいくつか紹介しているのを見つけた。しかし海の側で緑の多い山じゃない。しかも田舎とも言えない。まぁいいか。今住んでいる場所よりはのんびりしているし、釣りでもすれば。とりあえず気になる物件を見せてもらい、他にもないか聞きに行くことにした。事の顛末を旦那に話すと進捗に満足し「実は週末古民家ステイを楽しみにしているんだよね」とのこと。そうですか、助かります。なんせあなたに古民家をきれいにしたり、家庭菜園の世話をしてもらわないといけませんので。

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私は今回の田舎暮らしを通して、きっとブータンを旅した時に感じた心の平穏みたいなものを追い求めているのだと思う。ブータンの田舎でブータン人とお弁当を食べた時に、何とも言えない深い心の平穏を感じた。そしてブータンに一週間ほど滞在して『ブータンでなら何も特別なことはなくとも、”ただ暮らす”だけで幸せな気がする』とも当時思った。そう思った条件が、自然の多さ、スローさ、野菜の多い手作りの健康的な食事、人との繋がりなどの人間らしい生活だった(なんせあの時は都会のシンガポールで、職も失い友達もろくにいない寂しい生活をしていた)。『日本も自然は多いし新鮮な食材が手に入りやすい。日本でもブータンで感じた幸せな生活の条件を満たせば、”ただ暮らす”だけで満ち足りた生活を送ることができるのではないか』という個人的な幸せに関する実験みたいなことを、田舎暮らしを通してしてみると共に、自分が本当に幸せだと思う暮らしが何なのかを見つけ出したい。

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昔自分が若かったころ手に入れたいと思っていた物のほとんどが、今はもういらなくなってしまった。今私が欲しいのは、心の平穏、静けさ、おいしい空気や水、太陽の日差し(寒いと生きていけない!)、新鮮な食べ物や楽しくお話しする人・・・。歳を取るというのは、こういうことなのかな。それが手に入るような古民家が見つかりますように。