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Dessert Hutのボボチャチャの味を再現したい!~試作品第一号~

私はシンガポールのチャイナタウンのDessert Hutのボボチャチャが大好きだった。他の店でもボボチャチャは食べられるが、味が比べ物にならない。ココナッツミルクの熱さ加減といい、カボチャやタロイモの味といい、このもちもちした赤いのと緑のやつの歯ごたえといい、申し分なくおいしかった。土曜日は旦那が中医学クリニックへ行った帰りに、決まってこのボボチャチャをテイクアウトしてきたので、週一回食べていたことになる。それに異国生活で何だか寂しくなった時や何かがうまくいかず落ち込んだ時に、よくこれを食べた。ほんのりとした優しい甘さやココナッツミルクのいい香り、そしてこの店の安定のおいしさに心がホッとしたものだった。

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が、確か2018年の一月か二月くらいに、この店はボボチャチャを出すのを止めてしまった。作るのが結構手間だし、他のスイーツに比べて色んな具が入っていて原価が高くなるので、採算がとれなくなったのかな・・・。今となっては幻の味。

そのDessert Hutのボボチャチャの味をまだしっかり覚えているので、日本で再現してみることにした。このマレーシア人女子のNyonya cookingというYoutubeを見ながら。

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材料をまず買って来る。とりあえず、かぼちゃ、サツマイモ、ココナッツミルク、タピオカを用意する。砂糖は家にあるのを使うと(後に足らなくなって、焦ることになる)。ココナッツミルクやタピオカはKALDIでゲットできた。タロイモはスーパーに見当たらない。パンダンリーフが手に入らないのが悲しい・・・。でも勝手に種などを持ってきてパンダンの木を育てて、変な虫でも出てきたらえらいことになるので、とりあえず諦めよう。ボボチャチャを作る工程で最も大変だったのは、タピオカを茹であげるのに一時間以上かかったことだった。この工程を一番始めにして、その間にカボチャやサツマイモを蒸らさないといけない。マレーシアのお姉さん、蒸すのは後にして先にタピオカを茹でませんかね?

こちら、ボボチャチャ試作品第一号。パンダンリーフがない割に、このココナッツミルクの感じは限りなくDessert hutに近い!が、カボチャとサツマイモがどうも野菜臭い。もっと野菜臭さが消えていなければならない。その後も結構煮込んだのだけれど、どうもこの臭さが消えない。使った野菜がよくなかったのかもしれない。ちょっとファーマーズマーケット的なところでいいやつを買うか。あともうちょっととろみがいるのだけれど、多分タピオカ粉を使ってあのもちもちした緑と赤のやつを作って入れると出るのかもしれない。タピオカを茹でている時に湯がかなりトロっとしていたので。

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次のカフェの営業時に私の大好きなボボチャチャを、自分がおいしいと思える品質でぜひ出したい。こんな食べ物があるんだーと新しい発見をしてもらったり、私がしてきたように何だかホッとしてもらえると嬉しい。まずは完璧に味を再現して、その後サーブする器やレンゲを揃えよう。あぁ、楽しい!

でも何と言っても、自分がいつもシンガポールで食べてホッとしていたものが、日本でも食べられるようになって何だか安心。それにこれを食べていると、シンガポールで経験した色々なことをありありと思い出すことができる。辛かったことも、楽しかったことも・・・。シンガポールを去る時にボボチャチャを作れるようになっておこうとしたけれど、結局あの時は作らなかった。こうして日本で作るために、機会を取っておいたのかもしれないな。