昨日はきっと22時くらいに爆睡して、今朝は太陽と共にやはり7時前には目が覚めた。部屋の前にある野外洗面所で顔を洗い(これがまた気持ちいい)、8時に朝食を取りに行く。
この宿は4部屋しかなく、一組のカップル以外は私を含めて全員女子一人旅のようだ。焼き立てのパンを頂きながらも、ついつい焼き物を手に取って見てしまう。壁に飾られている琉球ガラスもシーサーの置物も素敵。
ところでこの窓はきれいやなぁ、どうやったらこんなにきれいに磨けるんかな~と触ろうとしたら、窓がなかった(笑)どうりで景色がきれいすぎる訳だ。
さて今日は一日のんびりすることにして、時間はまだ9時。まず宿の上にある森を散策してみることにした。
あぁ、足場が悪い。また森をなめていつものサンダルで来てしまった。これは靴で登らなければならない。少し上がるとTree Terraceがあり、登ってみると海が見えて景色がとてもいい。
さらに上に上がると
イスにのんびり腰掛けて、景色を見られるスペースがある。
この後ろが原っぱになっているので、敷物を引いて寝っ転がる。温かい太陽の光、心地よい風、鳥の鳴き声に草の香りを嗅ぎながら、ただただボーっと過ごす。そして想定した通り蚊に刺されまくる。足に腕におでこに。なんでおでこなんて硬い所をいつも刺すのだろう。ムヒを持ってきたのはよかったが、刺されない蚊よけスプレーを忘れた・・・。この自然の多さは、南インド・ケララのアーユルベーダ施設を思い起こさせる。さらに健康食と何かのトリートメントが受けられれば最高。そういう意味では穂高養生園はかなりそれに近い。『こうやって色んな場所を見つけて、散策して、旅行記を書くのは私のライフワークやなぁ』などと思いながら、日焼け止めも塗らずにすっぴんで、直射日光を浴びながら約二時間を過ごす。
そろそろ海辺のカフェでランチにすることにした。
ここで道に迷う。どっちに行けばいいのか???となっていると、向こうから原付がやって来る。「何か探していますか?」「すみません、このカフェに行きたいんですけど」こっちですと道を指さされ、お礼を言って行こうとするとお兄さんが「乗って行きます?」といって原付の後ろを勧めてくれた。原付にノーヘルで二ケツ。これは8年前くらいに行ったベトナムのダナン以来。途中、ここは俺の友達の畑などの情報を頂きながら、目当てのカフェに着いた。
山の茶屋・楽水というカフェで、窓から見える景色がすばらしい。
海ぶどうがのったバジル冷麺と、沖縄紅茶を頂く。沖縄紅茶はミントの味がして爽やか。冷麺は麺がもちっとしていて、ゴマダレがよく合う。
その後、フォトツアーをする。なんだか変わった植物。
キレイなビーチ。
南国感溢れるハイビスカス。
暑くなってきたので、そろそろ宿に引き返す。そして少しお昼寝をしてから、ボーっと窓の外を眺める。色々考えようと思ってノートなどを持ってきたが、何にもしたくなくなってしまった。ただ外で行き交う人や車や犬を眺める。
お腹がそんなに空いていないのだけれど、この辺りの店が早く閉まってしまうのでしょうがなくご飯を食べに行く。徒歩で行けるのは昼間に行ったカフェくらいで、そこはラストオーダーが17時。晩御飯には早すぎる。車を出して、18時半がラストオーダーのもずくそばの店へ行くことにした。でもまだ17時半だけれども・・・。
店内は沖縄の民謡がかかっており、The 沖縄の雰囲気が漂う。
もずく麺+もずく天ぷら+生もずく+もずくのゼリー。もずくづくしの夕飯。本当はオリオンビールを呑みたいのだけれど、車だから断念。。。
宿に帰ってもまだ18時すぎだった。今日もまたのんびり露天風呂に入って、本でも読みながら夜の時間を楽しみますか。宿の部屋が巧妙な造りになっており、天井の一部の隙間から夜空が見えて、昨日は星も見えた。シンプルだけど贅沢な宿。確かにその通りかもしれない。あと壁さえもうすこし分厚くて、横の声が聞こえないと言うことなしなんだけどなー。