日本にいるからこそ🎐

日本人も知らない日本を知る

自分のアイデンティティを失っている時に見たいインド映画

なんかインド映画が見たいなーと思い、たまたま見た「マダムインニューヨーク」という映画がすごくよかった。これは海外で語学ができなくてえらい目にあっている人、自信を失っている人、自分のアイデンティティを失っている人がいたら特に見てほしいと個人的に思う。

f:id:Nisshi:20181125223652j:plain

movies.yahoo.co.jp

どんな話かをさらっというと、家族の中で一人だけ英語が話せないお母さんがいて、普段は小学生の子供や旦那から英語を話せないことをバカにされている。でもひょんなことからアメリカへ行き、一生懸命英語を勉強して最後にみんなをあっと言わせるストーリー。しかも最後の「あっ」と言わせ方が素晴らしい。人間ができている。ただペラペラ英語を話して「あっ」と言わせるのではない。英語が話せるだけではこれはできない。

私はこの映画を見て色んなことを思った。まず英語ができなくて困っている人の気持ちに立てるように、自分が英語が話せなくて苦労した時のことを、いつまでも忘れないようにしようということ。この映画では、英語が話せないお母さんがNYのカフェでがんばって注文しようとしたのだけれど、英語が分からずカフェを飛び出して、外で泣いてしまうシーンがある。これは私もアメリカで実際に体験したことで、とても気持ちが理解できる。英語ができないというだけで、何も一人でできない子供みたいな扱いを受けたり、きちんと自分の考えを持っているのに人に伝えられずに悔しい思いをすることがあった。だから日本で日本語がうまく話せない外国人や英語が話せなくて困っている人がいたら、自分にできることをしようと改めて思う。

f:id:Nisshi:20181125224940j:plain

次に行動を起こし、コツコツ努力することの大切さ。このお母さんは英語ができないままでいることもできたのに、英会話学校へ通って一生懸命勉強するという行動を起こした。そして地道に勉強を続けたところがすばらしい。私は何でも地道にコツコツ努力する人が、最後は大きなものを手に入れると思う。努力しなかった人を追い抜くと思う。それに一生懸命頑張っているとそれを見ている人もいるもので、助けてくれたりもする。これは自分が実際に体験したことでもあり、最近だと中国語でもそうですね。私が中国語を習い始めて発音の練習を自宅でしていた時に、大学で中国語を専攻していた旦那が私に「あまりにも変だから、違う部屋でやってくれ」というようなことを言った。あれから約一年半。今では旦那が話す中国語を聞くと、私は吹き出しそうになる。旦那の悪口を中国語で言うこともできる。今日もまた私が撮る写真に対して「たまにいい写真撮るよね~」などと言っていたが、また一年後くらいに二度とそのような口が聞けないようにしてやる!

f:id:Nisshi:20181125225042j:plain

最後に英語を話すことよりも、英語を使って何を話すかが大切だということ。海外に出ると英語が話せるのは普通のことで、三か国語くらい話すのは結構珍しくない。シンガポール人は英語+中国語(もしくはマレーやヒンディー語)を話すし、それに加えて日本語やインドネシア語などを話す人もいた。昔、日本語がペラペラなシンガポール人と、日本語が中級の中華系アメリカ人と話したことがあったが、中級の彼の方が言葉は短く流暢ではないのだけれど、話す内容に独自性があり、しっかりと意見を持っていたので面白かったことがある。あとこの映画の中で、ヒンディー語とフランス語で会話をするシーンがあり興味深い。私も日本語とスペイン語で会話をしたことがあるのだけれど、お互い言語は理解できなくとも不思議と会話は成り立つのだ。

(この手前の人は、英語+中国語+インドネシア語を話していた)

f:id:Nisshi:20181125225129j:plain

総じてこの映画を見て、自分を輝かせるのは外部環境ではなく自分なのだと思った。お母さんが英会話学校へ行くという行動を起こし、彼女は自分で自分の世界を広げた。英会話学校で大切な仲間と出会うこともできたし、英語ができるようになっていくことで自信もつけていった。全部彼女が自分で動いてやっていることばかり。それにもう、このお母さんは英語ができないことを人にバカにされても、劣等感を抱かなくなっていくと思う。だって少しづつ進歩していて、そのまま地道に勉強を続ければ絶対にできるようになると、自分に自信を持てているだろうから。そしてそういう人は、絶対にできるようになるのだ!