日本にいるからこそ🎐

日本人も知らない日本を知る

期間限定のカフェの運営?

一カ月ぶりくらいに、ゆるびく村の行きつけのチャイ屋さんへ行ってみることにした。そこへ行く時いつもナビがとんでもない山道を案内するので、今回はGoogle mapで道を調べてナビは無視した。少し時間はかかったが、あの恐ろしい山道を通らないで済んだ。やれやれ・・・。

時間は16時。今日はスーツを着たおじさまの先客がいた。「こんにちは~」と言って入ると、お店のお姉さんが私の名前を憶えてくれていた。あれ?このお姉さんに名前を言ったことがあったかな?と不思議に思っていると、村長さんが何回か私のことをこのお姉さんにもお話しされていたよう。関西弁が耳に残るのか(いや、英語を話していてもそうだ)幸運なことに私は人に顔を覚えてもらいやすいようだ。ストーブに近い温かいところへどうぞということで、すでにおられたおじさまと相席になった(笑)どうやらお仕事中にここでのんびりされていたようで、そろそろ戻らないといけないと嘆いている。「遠くからいらしたんですか?」「そうなんですよー20分もかかって」「それはそれは遠いですねえ」のような世間話をしている間に、お姉さんにチャイを作ってもらう。「今日はお休みですか?」とお姉さんに聞かれ「はい、今日もお休みです」と答える。すると横でおじさまが「自由人ですね~。ここには自由人が多いですね~」と言っていた。多分このおじさまも自由人だと思う。

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もう一組のお客さんが入って来たところで、おじさまはそろそろ仕事に戻ることにしたらしい。「薪係をバトンタッチしますから、よろしくね」と私に言い残して。その後、私はチャイを呑みながらカフェに置いてある心が楽になる系の本を読む。

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田舎で暮らす哲学者を題材にした漫画なのだけれど、特にこのくだりが気に入った。”本当の豊かさを楽しめる貧しさがほしい” 

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本を読んでいる間、カレー屋のおばちゃんがチャイ屋におやつを買いにやって来た。向こうも私の顔を覚えてくれていたので、お互い友達みたいに手を振り合い、私はまた本に戻った。横のテーブルでは、おばちゃん二人が何かを愚痴っていた。日本のみんなと同じことをしていないとめんどくさいことになるという習慣について。途中でストーブの火が消えそうになる。「お姉さん、火が消えそうなんですが、ここに薪を入れたらいいんです?」「あ、そうそう。そこのを入れてください。薪係に任命されたしね」薪を入れると、火はなんとか消えずに済んだ。よかった。心配そうにストーブを見ていた私に、お姉さんはオッケーマークを出した。

そろそろ17時。ここから自宅までは約一時間。18:30からは英会話があるので、そろそろおいとますることにした。お金を払う時にお姉さんに聞いた。「お姉さん、一月にどっか行くんですか?インド?」お店のFacebookで、一月に一カ月くらい不在になるとアナウンスされていた。「インドにいければいいんですけどねぇ。日本の近場でチャイを売りながら旅します」「わぁ~いいなぁ!その間、ここ閉めるんですか?」「誰かここで店やってくれる人、探してるんですよ。どうですか?」そのこともFacebookに書かれていた。誰か店を守ってくれる人、募集中と。それを見て、なぜか興味が沸いて今日ここに来たのだ。「チャイを出したり?」「そう。チャイはシロップにしてあるから。他、なんか好きなことしてくれれば」とお姉さんはにっこり言う。「ちょっと興味あります。また来ます!」と私は言って、お金を払い店を出た。本当はお姉さんに色々とそのことについて聞きたかったのだけれど、後から来たお客さんの対応でゆっくりお話しする時間がなかった。夜ごはんを食べて行ってもよかったのだが、英会話をキャンセルしたくなかった。またゆっくり来よう。

ぎりぎり間に合った英会話で、Daveさんと今日の話をする。彼は元ラジオのDJで、歳も近くて頭の回転もいいので話していておもしろい。「カフェの一カ月店長に興味あるんですけど、どう思う?」「奇遇だねぇ。僕も前に辞めたレストランのマネジメントの仕事に復帰しようか考えてたところなんだ。やればいいじゃない、それ。色んな体験が書くことに役立つんじゃない?」私は先日、公募ガイドのエッセイコンテストにエッセイを応募したところだった。そしてその後、色々な話の中で彼はこうも言った。「僕はいつか農業をしたいんだ」「えぇ?!私、畑がついてそうな古民家に引っ越ししようとしてるんですよ。そこに海外の友達を呼んだりしたい。もしそういう家を見つけられたら、あなたを招きますよ」「ははは、じゃあ僕はボランティアで君の家で畑を耕すよ」と言ったたわいもない話をして、25分のレッスンはすぐに過ぎた。

彼に来年の目標を聞かれて、ふと口をついて出た回答があった。「まずさっき言ったような家に引っ越ししたい。その後、仕事をのんびり探そうかな。でも何をしたいのかまだよく分からないけど。ただどこかの会社や組織に勤めるのは、もう私の好みじゃないかもしれない。何か新しいことを探さないと・・・」

なぜか明日、私は「イベント作り講座」というワークショップに出る。エッセイの応募。一カ月のカフェの運営。イベント作り講座・・・。これらは何かに繋がるんだろうか。もしそのカフェを運営することになって何をしてもいいんだったら、海外一人旅講座(全五回)でもやるか。一人旅をしたいけど、できないという人は意外と多い。一人旅の魅力から始まって、旅程の組み方からフライトや宿の予約の仕方、現地での留意点。あぁ、英語も日本語も通じない時はどうするかとかもあるな。最後はみなさんに実際に行先を決めてもらって、旅程を組んでもらい、フライトと宿を予約する手前まで一緒にすると。その後、実際に予約をして一人旅に行くかどうかはその人次第。

なんか、おもしろそうだなぁ。