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おいしい空気がたまらない!山と森林に囲まれる「やませみの湯」

人間も生き物ですので、たまには自然の多いところへ行ったり、自然の中で可能な限り衣類をまとわない時間が必要なのです。今日は静岡駅付近から一時間かけて、「やませみの湯」という山奥にある温泉へ行くことにした。

www.yamaseminoyu.com

ところで前に道の駅でオクシズMAPというのを手に入れたのだが、このMAPで紹介されている場所はとてもおもしろい。メジャーな観光地ではなく、素朴な田舎のちょっと寄ってらっしゃい的な所が多いのだが、王道な観光地からそれるのが好きな私には散策しがいがある。

www.okushizuoka.jp

さて山の奥にあるそうなので、道が少々心配だがガソリンを満タンにして出発する。途中までは広々とした道で、徐々に古民家の多い地帯に入って行く。遠くに山々が連なり、畑仕事をしている人や古民家が重なって、日本の田舎の大変美しい景色になる。そしてさらに山の方へ向かうと、案の定道は細くくねくねとし出す。この辺りから明らかに空気が新鮮になるので、窓を開けて走る。しかし道が恐ろしいので、音楽は切って20kmくらいでのろのろと走る。「山崩注意」と書かれた看板がある。確かに木が倒れたり、右側の道路の外側の土砂が崩れていたりする。でもどうすることもできない。木が突然倒れて、私の車に落っこちてきたとしても。

ナビ通り約一時間かけて、やませみの湯に到着した!あぁ、空気が本当においしい!自然が美しい!

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温泉の前は広場になっています。のんびり読書なども楽しめそう。

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さてと、温泉に入るか。

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温泉は入浴料が700円。食事は14時までだった。スタッフの方が「女風呂は今誰もいませんよ!貸し切りです」というので、やったーと思い、ちょっくら大自然の中にある温泉の写真を撮らせてもらうかと思ったら、おばあちゃんが普通にシャワーを浴びているではないか。危なかった。危うくおばあちゃんを盗撮してしまうところだった・・・。

温泉は室内に大きめの風呂が一つ、外には小さな露天風呂が三つあった。遠目に山や森林が見え、風呂の周りにもちょっとした草木があり気持ちがいい。14時くらいに湯に浸かっていたので、陽の光も強く日光浴も楽しめた。難点は自然の中にある温泉ということで、虫が湯にプカーっと浮いていることでしょうか。風呂の横には網が立てかけてあり、これで虫やら草やらをすくってきれいにはできる。室内のお風呂の温度が私にとってはパーフェクト(40度)で、外の露天風呂は41度のものと39度のもと、もう一つは分からない。空気が少しひんやりしているので41度のお湯でまず温まって、のぼせてきたら39度のお湯でボーっとする。というのを繰り返していた。とにかく空気がおいしいくて気持ちよく、湯にずっと浸かっていたいと思ってしまう。

でも一時間くらい浸かったところで、外に出る。脱衣所でおばあちゃんが話しかけて来る。「広いお風呂に一人で浸かれていいよねぇ。家で一人のためだけにお湯入れるのもったいないからねぇ。風呂場の掃除もあるしねぇ。でもここに来るためにバス代やら入浴料でいくらかかかるねぇ」とのことで、私がすっぴんで帰ろうとしていたら、このおばあちゃまはきちんと化粧をされてから出ていかれました。脱帽。

温泉を出る時に、受付のおばちゃんにこの辺に何かないかと聞くと地図をくれた。このあたりはやすらぎの森といって、水車やアユやタケノコ料理などが食べられる店があったり、自然の中を散歩したりできるよう。「この近くにあるジェラート屋さんのジェラートと、タケノコ肉まんがおいしいですよ」とのことで、車で行ってみることにした。

山羊が出迎えてくれる。メーメー鳴いている。

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この民家におじゃましようとすると、おばあちゃんが出て来られた。「ジェラートがここで食べられるって聞いたんですが」「えぇ、おいしいよ。〇〇さーん!ジェラートのお客さん。出せる?」奥の方へ行くとおじちゃんが出れ来られ、どうやら今日はもう閉店だったらしいが、冷凍のカップのなら出せるとのことで頂くことにした。「タケノコ肉まんもおいしいって、銭湯のおばちゃんがゆうてはったんですが」と言うと、おじちゃんが「ゆうてはった?」と関西弁を連呼する。あんまり静岡には関西人がいないのか、いてもみな標準語を話すのか、関西弁で話すと大体みなさん同じ反応になる。「関西の人はかたくなに関西弁を直しませんよねぇ」「(直す?関西弁が正しくないわけではないが・・・)これが普通なんで、どこへ行っても標準語を話したりしませんね」いつも思ってたのだけれど、なぜ関西圏じゃない他府県の方は、他の県でも自分の出身地の方言をしゃべらずに標準語を話すんだろう?私の理解では、だいたいの関西人はどこでも関西弁で話すと思う。(仕事は別にして)私は大学の就活の時に、標準語を話さずに済むよう関西圏で就職先を見つけたくらいなのだ。

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ミカンとミルクのジェラートを食べていたら、先ほどのおばちゃんがなぜか突然でかい大根をくれた。静岡に来て思うのだけれど、神戸に住んでいた時よりも人との何気ない関りが多い気がする。こうして大根をもらったり、カレーを食べに行った時も余ったおかずをただで持たせてくれたり、村長さんは突然古民家を見せてくれたり・・・。

ふと壁に貼ってあった古民家貸し切りのチラシが目に入る。この古民家貸し出しは夏場は結構人気だそうで、一カ月先まで土曜日は予約でいっぱいとのこと。冬は風がすーすー家に通って寒くなるので、囲炉裏をつけたり、1000円追加で石油ストーブも使えるそう。食べ物や寝具は持ってこないといけない。いいなぁ。さっきの温泉に浸かって、古民家で囲炉裏を炊きながら、日本酒を飲んで刺身を食べるとか最高。

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ひとしきりおじちゃんとお話をして、湯冷めしないように車に戻る。そしてまたくねくねした道を戻って行く。くねくね度が行きよりもましだったのは気のせいか。行道で、なんでこの道をナビは言ってくれなかったんだろう?

ほくほくのタケノコ肉まんが楽しみ♪やっぱり自然と温泉に勝るリラクゼーションはありませんね。これでおいしいもの食べて、おいしい日本酒も飲めると最高なのだけれど。