日本にいるからこそ🎐

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また穂高養生園へ行ってしまう

7月に穂高養生園で4泊して静養したのだけれど、今回は旦那を連れていくことにした。旦那は私のように決して一人で旅に出ない。代わりに、私が一人で行ってよかった場所へ私と行くのが定番になっている。旅先を探したり、予約したり、プランを練るのがめんどくさいのだそう。それも旅の一環で楽しいのに。

行ったのが三連休だったので、我々が予約した新棟は満室だった。我々のような夫婦が三組、一人旅と思われる女子が3-4人くらい。前回私が来た時は、宿泊者同士の関りはほとんどなく、みなさんお互いに干渉せずに静かに思い思いの時間を過ごしていた。ただ今回は結構宿泊者同士が和気あいあいという感じで、ご飯を食べる時もお話ししたり、一人で来ている人同士の交流があったりと随分雰囲気が違った。そして館内でも、みなペラペラと大きな声でしゃべっていてにぎやかだった。前回一人で来た時にこういう雰囲気じゃなくてよかった。静かな時間を一人で楽しみたいと思って来たのに、見知らぬ人と交流しないといけないと思うと少々しんどい。

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今回泊まる2人部屋は、一人部屋と同じスペースにベッドが置かれている。机やイスがないので、本を読む時はベッドの上になる。一人部屋の方がお勧めです。

(これは一人部屋。2人部屋は、このスペースにベッドがはす向かいに置かれている)

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新棟の中を旦那に簡単に案内をして、17:30にいつも通り食事を知らせるベルが鳴った。ここのご飯は恐ろしく美味しくて、ご飯を食べることが一大イベントになるのだ。今回のご飯はこんな感じで、高級フレンチや高級懐石などとは違う温かさがそこにはあった。

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普段は携帯などをいじりながら何かを食べていても、ここでは食事のおいしさを味わいたいのと、早く食べ終わりたくないのでゆっくり食べる。ところで私は日本の習慣である『ご飯は残さずに全部食べなさい』は、あまり好きではない。食べ物を無駄にしないようにとか、自然の恵みや作ってくれた人に感謝するようにという背景は理解しているが、食べられる量は人によって違う。それに私はシンガポールで胃腸を壊して、長いことあまり量を食べられないことがあった(ある一定の量を超えると、必ずお腹をくだした)。もしかしたらそういう人も中にはいるかもしれない。あとたくさん食べすぎると体に悪いし、がんばってなんか食べたらおいしくなくなる。たくさん食べたければ食べればいいし、食べなかったとしてもほっといたらいいと思う。でも内心そんなことを思っていても、日本では決して言わない。非国民扱いされますので。海外だったら全部食べようが残そうが個人の自由で、残したって他の人は気になんか留めない。

どの宿泊者もここの食事のおいしさに目を見張り、チェックアウトの日は口々に「帰ったら、一体何を食べればいいんだろう」と言う。私も毎日こんなご飯を食べられたら、幸せだなぁと思う。しかし仕事で疲れて帰ってきて、その後に凝った物なんぞ作る余裕がないので料理にかかる時間をどうしても節約してしまう。が、ふと思った。『そんなにおいしいものをきちんと作って食べたければ、おいしいものをきちんと作って食べることが仕事になればいいのでは?』仕事ならば、時間を節約する必要もない。ただそれが具体的にどういう仕事になるのか、現段階では分からないけれど。(あと私は手先が器用ではない・・・)

他に穂高で何をしたのかというと、庭で日光浴を楽しんだり。

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森を散策したり。

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室内に置いてある本を読んだりもしたが、どうしても何にもしたくなくなってページが進まなかった。多分そういう風になることが、ここでは重要なのだと思う。前回ここに来た時は、自分の方向性を求める本が目に付いた。今回はスローライフとか体の声を聞きましょう。といった、今後どういうライフスタイルで行くのかを考える系統の本が多かった。しかし結局村上春樹のエッセイばかり読んで終わってしまった。旦那には星野源の「そして生活はつづく」を勧めると、笑いながら読んでいた。ビジネス書とか難しい本ばっかり読んでいないで、たまにはそういうのも読まないとね。

チェックアウトする日に、食堂に置いてあったタロットカードを旦那にひかせてみると「当たってるわ~」とか言いながら何枚も引いていた。私はというと、こんなカードが出てきました。

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やっぱりまだシンガポールのスローライフの名残が抜けてませんかね?自分でも分かってますが、仕事をしていてもどこかまだ「ぽや~ん」としています。多分年内くらいまでは、ぽや~んは治らないと思われる。もしかしたら完璧主義の私には、ずっと治らないくらいがちょうどいいのかもしれない。