日本にいるからこそ🎐

日本人も知らない日本を知る

私の海外生活からの本帰国後 ~4カ月目~

今月末でシンガポールから日本へ本帰国し、四カ月が経とうとしている。シンガポールにいた頃、帰国後の自分に「日本に帰っても、これを忘れないでほしい」と思うことを書いておいたのだけれど、それが今のところどれくらい守られているのか見てみることにした。

①まずはゆっくり休んでください

体調を崩していたのもあったけれど、帰国して一カ月半くらいは主に新居でのんびり休んだ。接骨院へ通って体の歪みを正したり、美味しいものを食べたり、銭湯へ行ったり。寝る、食べる、風呂に入るなどの生活に必要な最小限のことしかしなかったように思う。(それでも日本の色んな事が新鮮で、楽しかった)その後も関西へ戻ったり、長野県や三重県、山梨県などへ行ったりはしたが、焦って仕事をいきなり探したりせずに基本的にはのんびりと過ごしていた。

ただ自宅にいるとどうも何かしないとと思い、休まらないことの方が多かったかもしれない。中国語を勉強したり、英会話を受けたり、調べ物をしたり何かを考えたりと、結局こちょこちょと色んなことをしてしまっていた。さらに体調がよくなり暇を持て余してくると『私はこの先一体どうなるんだろう・・・ちゃんと次の仕事が見つかるんだろうか』などと、ネガティブなことを考え出したり、視野が狭くなることが結構あった。

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②日本でやってみたいと思ったことを、全部やってください

現時点で、以下は達成済み。

・茶道体験

・農業民宿に泊まる

・茶摘み&日本茶を知る

・南インドケララのような静養場所を見つける → 長野県の穂高養生園を発見

・伊勢神宮に参る

・宿坊に泊まる

・歌舞伎を見る

・温泉に行く

・日本の友人に会いに行く

・日本の日常や本物を海外に向けて発信する 

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あとはこういうのが残っている。

・浴衣を着て夏祭りに行く(あぁ、もう厳しいかもしれない!)

・郷土料理を堪能する

・最高の日本酒を見つける

・焼き物を巡る旅

・日本で文化の違いなどに困っている外国人のサポートをする

・外国人に日本のビジネスマナーや文化を教えること

③仕事はもしかしたら、自分で見つける方がピンとくるかも

今まで職探しは人材派遣会社が紹介する求人から選んでいた。しかしその中には大抵『おもしろそうだから、やってみよう』と思うものはなかった。”したい”ことではなく、しょうがなく自分のスキルや経験から”できる”ことを選んでいた。ところがシンガポール生活の後半は、自分で選んだ職に就いたところ大変おもしろかったので、日本に帰った後も同じように職を探すといいのでは?と思ったのだと思う。

そして確かにこの予感は的中した。帰国後は人材派遣会社には登録せずに、まずはハローワークの求人を自分でサーッと見ていた。するとある日、外国人留学生に経営学を教えるという求人が目に留まった。さらに授業をするだけでなく外国人の生活などのサポートも含むとある。これはまさに私が日本に帰国後やりたかったことではないか!?となり、ぼちぼち応募し今その選考過程にいる。

多分職を見つける手段はなんでもいいのだけれど、主体的に職を探すということが大事なのだと思う。自分が何をしたいのかをまず知り、それを探す。今まで自分が何をしたいのか分からないまま目の前に出された求人だけから選んでいたので、面白そうだと思わなかったのかもしれない。だって自分が何を面白いと思うのかも知らなかったのだから。

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④シンガポールで出会えた人との繋がりを大事にしてください

これは出来ていると思う。定期的にWhatsAppでテキストしたり、一番仲の良かったシンガポール女子とはインスタで日常をシェアし合ったり。日本の日常にまみれてシンガポールの友人達と疎遠にならないよう、意識的に連絡を取るようにしている。

残念なのはNYに住む中国人女子との言語交換はやめてしまったことだった。こないだまで細々とやっていたのだけれど、しょっちゅう忘れるわ、音信不通になるわで、もうこれはやっとれん・・・となり、私から今までのお礼と言語交換を終了することを伝えた。きっとあのままシンガポールにいても、同じ末路を辿ったと思う。やはりお互いにメリットがないと、続けるのが難しいのだ。彼女は私に中国語を教えてくれていたが、日本語の興味を欠いた彼女に私は日本語をもう教えていなかった。

⑤他人の目や「こうあるべき」という日本の暗黙の常識は気にしないように

一応、外に出る時は日本の常識には沿うようにしている。例えば服装。シンガポールで着ていたような訳の分からない服装とか、露出の多い服装は避けている。あとしかるべき場面(役所とか面接とか)では、きちんとした言葉遣いや振る舞いをするようにしている。本帰国したての頃、適当すぎてハローワークのおじちゃんに怒られたことだし。

それ以外は特に他人の目は気にならないし、現時点では自分の自由な発想でしか行動していないので、日本の「こうあるべき」に縛られている訳でもない。でも暇を持て余して、これから一体どういう方向に行けばいいのか分からなかった時や、仕事というのはそもそもつまらないものです。といったメッセージに触れる度に『結局興味のない仕事に就いて、そこそこの生活を送るのかな』と弱気になったりはした。なのでそういう時は、海外のものに触れるようにしている。Yale大学のオンライン講座や、都会の坊さんのJay Shettyのメッセージを見たりした。

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こうしてみてみると、総じて自分が帰国後にこうしたいと思っていたようになっているのではないかと思う。でもね、正直言うと、日本にいる期間が長くなればなるほど、そんなにもう日本の色んな所へ行って日本のことを知りたいと強く思わなくなってしまった。日本国内でも移動に結構時間がかかるのが面倒だったり、一人がNGの宿が多かったり、日本でご飯を一人で食べられる店が少なく感じるなど、自分の国なのでやはり日本人の目が気になるのか、海外のように知らないからといって思い切った行動がとりずらい。そういう意味では、私ももう日本の「こうあるべき」という考えに蝕まれ始めているのかもしれない。それに地方によってもちろん違いはあれど、どこへ行っても日本は日本なのだ。

海外で暮らされていた他の方は、いかがお過ごしですか?