日本にいるからこそ🎐

日本人も知らない日本を知る

歌舞伎のおもしろさに驚く

今日は初めて歌舞伎を見に行ったのだけれど、これが思いのほか面白く、また他の話や他の場所にも観に行きたい!と思った。それに今回は普通の服で行ったが、次は着物を着て行ってみたい。

まずチケットはWeb(【チケットWeb松竹】)で簡単に購入できる。当日劇場で券を引き替えたり、郵送してもらったり、セブンイレブンで引き換えたりできる。我々はセブンイレブンで事前に引き換えた。京都や大阪、名古屋など何か所かで見られるが、今回は東京の歌舞伎座へ。会場は東銀座駅から出てすぐの所にあり大変便利。劇場の建物がとても立派で、日本人外国人問わず色んな人が写真を撮っていた。この建物の前でイヤホンの貸し出しがあるので、それを借りる。このイヤホンはのちに大変役に立つことになる。あと小さな双眼鏡も借りました。

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なんと歌舞伎座のすぐ横には神社がある。そして結構な人が参っている。

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地下にはドトールや弁当屋さんがあり、その他お土産などが売られている。我々の歌舞伎は11時から14時くらいまでで、途中15分や30分の休憩をはさむ三部構成。弁当を買って30分休憩に食べることにした。

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お土産は特に気の引くものがなかったので、何も買わない。

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劇場は前にかかっている幕も美しく、開演前には満席になっていた。着物を着ている人がチラホラおり素敵。着物でなくても、ちょっとみなさんきちんとした服装で来られている。少なくとも私のようにビーサンに近いサンダルを履いている人は見当たらない・・・。外国人は私が見た限りいなさそう。

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我々が今回見たのは第一部で、三種類見られてとても満足。イヤホンからは簡単なストーリーの解説や見所などが流れるので、より劇を理解し楽しむことができる。

ところで私が持っていた歌舞伎のイメージは『何やらよくわからない日本語が発せられて意味が分からんだろうから、劇のストーリーというよりも衣装などを目で見て楽しむものなのかな』だったが、全然違った。まず衣装や昔の日本のセットは予想通り美しい。セットが細部まで凝っていてリアリティがある。上から桜の花びらが舞ったりして演出が細かい。女性の役は男の人とは思えないほど、見た目も立ち居振る舞いも美しい。多分私が着物を着て立ち居振舞うよりも、よっぽどキレイなのではないかと思われる。

そして劇のストーリーもまたおもしろかった。『実際に江戸時代にこういうことがあったのかな~』などと想像しながら観るのも楽しい。あとセリフもきちんと理解できる日本語なのだけれど、多少現代では使われていないような昔の日本語が出てきて興味深かった。例えば、”おめでとうございました”を使っていた時。おめでとうございますとは言うが、今は過去形では使わない。

あとはやはり自分の知っている役者さんが出てこられると、「おおぉ~!!」となった。第一部は中村獅童や市川中車(香川照之)、松本幸四郎や中村七之助などが出られており、特に中村七之助が扮する女形は大変美しくて感動!中村獅童扮するお母さん役はコミカルでお茶目だった。

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(Source:歌舞伎座の公演情報 | 歌舞伎美人(かぶきびと)

ここで歌舞伎役者がなぜ男性だけなのかを知らないことに気付く。またまた調べてみると、始めは女性が演じていたらしいが風紀を乱すとのことで女役者は禁止され、次に若い少年が演じたがこれも風紀を乱すとのことで禁止ぜられる。そして今の男性が演じる歌舞伎にたどり着いたそうな。出雲阿国からきた踊り子が京都で踊ったのが始まりで、その後江戸にも伝わったとのこと。当時ど派手な衣装を身にまとい、飲んだくれたり喧嘩や盗みなどをして社会に反して生きていた野郎たちを「かぶきもの」と呼んでいたらしく、そういったかぶきものを題材にした「かぶき踊り」が今の歌舞伎のルーツなのだとか。(Source:なぜ役者は男ばかり?江戸の歌舞伎、発祥ルーツと歴史 - Latte)なるほど。

こうして実際に観に行くと、色んな事を知ることができていい。これで外国人に歌舞伎が何なのかを聞かれても、自分の言葉できちんと説明できるし。次はどんな伝統文化を楽しもうかな。