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8/10(金)山梨県 身延山の宿坊へふらっと一人旅

今回は山梨県の身延山の麓にある宿坊へ行き、静かな時を過ごす。以前高野山の宿坊に二回泊まったことがあるが、旅館と同じく宿坊も宿泊最少人数が二名以上のところが多い。そんな中、珍しくこちらの山本坊は一人旅OKな貴重な宿坊なのだ。しかも私のような女子一人旅の方が他に二名おられて、なんだか安心。

yamamotobo.com

電車が山梨へ行くにつれてどんどん自然が多くなる。身延駅で下車し、タクシーで山本坊まで行く。タクシーの運転手さんが陽気で、ちょっとした観光案内をしてくれる。「この辺は人間よりサルの方が多いですよ~こないだも山から熊が下りてきてましたね。鹿もしょっちゅう見ます。奈良公園以外で鹿をこんなに見られるのは、ここくらいでしょうね」「その熊はどうなるんですか?撃ち殺されるんです?」「民家のエリアに出ると撃ち殺されますね。山は禁猟区なので殺されません。熊もどこに行くと撃ち殺されるか、ちゃんとわかってるみたいです。あ、ここの総門をくぐるともう身延山久遠寺の境内です」身延山久遠寺の周辺には寺院や宿坊がたくさんあり、境内の中に人が住んでいることになる。「高齢の方が移動手段に困っていますから、鹿に乗って移動できるようにすればいいでしょうね。角をハンドルかわりにして鹿を動かせるようになれば」はははは。15分弱で山本坊に到着し、タクシーのおじちゃんにお礼を言って宿坊に入る。

(宿坊の辺りはこんな感じ。近くに身延山が見える)

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(今回お世話になる山本坊さん)

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こちら山本坊さんのお寺。猫もお参り中。

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こちら宿坊の玄関。飲み物の自動販売機もあり、大変親切。

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なんだか旅館のような広いお部屋に通して頂く。客室同士はふすまだけで仕切られているのだけれど、今回は横のお部屋はどなたもおられないとのことでちょっと安心。(なんせ音に敏感なので、誰かがいる気配がすると熟睡できないのです・・・)部屋にはクーラーがあって快適。

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茶菓子とお茶を頂いたり、畳の上に寝っ転がったりしてしばしくつろぐ。蝉とヒグラシの鳴き声、外の池に流れる水の音しか聞こえて来ず大変静か。

(猫もお寺でくつろぎ中)

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(すみません、くつろいでいるところ写真なんか撮って)

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18時になり夜ご飯を食べる。高野山では精進料理の部屋食だったが、今回は食堂のような部屋でみんなで一斉に食べるスタイル。といっても、一組づつにテーブルがあてがわれていて、テーブル間の間隔も割とあるので気まずくない。ご飯はヘルシーな和食だった。

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「明日、久遠寺の朝のお勤めに出られますか?」ここでは泊まっている宿坊のお寺ではなく、身延山にある久遠寺の朝のお勤めにみなさん出られるよう。ただ朝5時半からと早く、ここの宿坊を5時10分くらいに出発しなければならない。ご親切に宿坊のスタッフが、車で他の女子二名と一緒に寺まで送って下さるとのことだったのだが、私はゆっくり寝てのんびり自分のペースでお参りに行くことにした。

禅の本を読もうと思って持ってきていたが、夜はあまりにも静かで平和なので一切何もしたくなくなった・・・。かろうじて部屋にあった仏教の本を廊下のロッキングチェアーで読んでいたら、突然トランクス一丁のおじちゃんが歯ブラシを持って現れたので、お互いかなりびっくりした(笑)宿泊客ではないし、もしやここのお寺の住職さん・・・?なんだかまた顔を会わせたら気まずいので部屋に戻り、22時には眠りについた。本当に平和な一日だった。