日本にいるからこそ🎐

日本人も知らない日本を知る

7/20(金)長野県 穂高養生園でリトリート生活 Day 3 〜自然、健康的な食事、トリートメント〜

クーラーなしの夜はなんせ暑く、寝苦しくて何度も目が覚めてしまった。どうやら首に冷たい水で冷やした濡れタオルを巻いて寝ると、ちょっとは涼しくなって眠れるらし。ただ朝起きたら枕がタオルで濡れてびしょびしょになってたけれど。

今日は一日宿の付近でのんびりする。昨日昼間、部屋の中が暑すぎて森へ散歩に行こうとしたが、34度の外もなかなか暑く(それでも外の方が涼しい)頭が朦朧としたため途中で引き返した。徒歩20分くらいのところに川辺がありマイナスイオンがたくさん出ているらしいのだが、とてもじゃないけどそんなところまで行けない。

まず朝日を浴びながら自然の中でヨガをする。とても気持ちがいい。リラックスしたところで、そのまま外でライティングジャーナルという自分の内側を見つめ直す作業をする。これは宿においてある手作り冊子みたいなものなのだけれど、質問が書かれておりそれに答えていく。例えば「今ここにたどり着くまでにさまざまな時を体験し、そして乗り越えてきたことを思い出してみてください」とか、「心に浮かんでくる20個の質問を自由に書き連ねてください」とか、「その中で一番気になる質問を誰かを想定して問うてみて、紙の上で対話を続けてください」とか。書いているうちに、自分がどんなことを普段思っていたのかが可視化されてよい。

そうこうしていると朝食の時間になり、またおいしいご飯を食べる。今日はビュッフェでついお代わりしてしまう。ちなみにこのご飯を作るのに三時間かけてくださっているそうです。そしてタクシー相乗りで一緒に来た方が今日チェックアウトでお別れする。

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部屋は蒸し風呂状態なので、外の木陰にまたヨガマットを敷きサングラスをかけて、日光浴をする。(外の方が涼しい)おっと日焼け止めを塗らずにまた日を浴びてしまい、タンクトップの型に焼けてしまった。13:30になり予約していた60分のアロマテラピーを受けに行く。ちなみにトリートメント系は予約が詰まっており、当日予約はできなかったので前日の早い時間までに予約することをお勧めします。 

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ここのアロマテラピーはなかなかよかった。きちんと施術の前にカウンセリングがあり、精油をブレンドしてくれる。さらに顔をうずめるところがベッドに穴を掘っただけのものではなく、ふかふかした素材の取り付け式のものだった。すばらしい。この顔をうずめるところがへぼいと、施術がうまくてもおでこや顔が痛くなって不愉快になることが多い。60分はあっという間で、大変気持ちの良いトリートメントでした。しかしクーラーがこの部屋にもないので、汗だくになる。

その足でお風呂でひとっ風呂浴びる。まだ昼の15時くらいだけれど、珍しく先客がいたよう。「今日チェックインの方ですか?」「はい、ワークショップに出るんです」ハーブのワークショップが行われるらしい。ところでこの方のイントネーションが明らかに関西の方。関西出身か聞いたところ、なんと私がシンガポールに行くまで10年住んでいた場所にお住まいとのこと。さらに共通の知り合いがいることが判明し、お互いビックリ!世間は狭い・・・。

部屋で本を読んだり眠くなって座椅子で口を開けたまま寝ていると、もう夕食の時間になる。今夜は新たに二人の女性がチェックインされており、三人で言葉数少なく夕食を囲んだ。おいしい和食を食べながら『南インド料理ほどではなくても、和食も味付け次第で出汁やしょうゆ、山椒、梅肉などバラエティ豊かな味になるのだ』と思った。それに日本食の場合、食材自体のうまみがしっかりと感じられるように作られており、やはり日本人の私は毎日食べるのは和食がいいなぁと思う。

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今日、チェックアウトされた方との会話で印象深いことがあった。この方は毎日を丁寧に暮らしておられそうな落ち着いた雰囲気の方で、恐らく私よりも歳上だと思う。海外旅行が好きで、チベット、モロッコ、ロシア、ブラジルなどへ行かれていたそう。(やはりこういう所に来る人はタイプが似て来るのかもしれない)昔仕事のし過ぎで体調を崩されて、三年間くらい仕事を辞めていた時期があったそう。「その三年間、働いていないことに焦っていました。でもそれでよかったんだと思います。あの時休んでいなければ、もっと体調を崩したかもしれません」今は片道二時間かけて東京のオフィスに通勤されているらしい。「夜なんて時間が全然ありませんよ。朝は五時起で六時に家を出ますし」「五時ですか?!それは大変ですね・・・」「時間がたくさんあることは、とても贅沢なことですよ」この一言にハッとさせられた。

シンガポールから本帰国してもうすぐ三か月が経とうとしていた。「半年は休養して、日本を知る旅をする」と当初決めたものの、シンガポールでしたように三カ月間ノンストップで旅をするわけでもなく(日本は一人旅がしずらいし、正直海外のように行きたいところがそんなにたくさん見当たらない)、家にいると時間を持て余していた。暇を潰すように何かをし、そして何をしても虚しく感じることがあった。中国語を勉強しても使う予定もなければ、静岡を散策しても旅行会社にライター業として記事を書くわけでもない。酒を飲み交わしながら何でも話せる友人は関西にいて、私には知り合いと呼べる人はここには誰もいない。途中から『もうしばらく休暇なんていらない』と思い出した。シンガポールに渡ってから毎日が休みみたいなものだったが、日本に帰った今もまた毎日が休み。もううんざりだと思っていた。でも今日この方とお話ししていて、自分の置かれている環境に感謝しないといけないなと思う。

ここでの滞在も残すところ明日の一日のみ。あぁ夜寝れてないものだから、もう眠く・・・。(まだ21時にもなっていない)