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7/18(水)長野県 穂高養生園でリトリート生活 ~探してたのは、ここだ!~

今日から長野県にある穂高養生園で四泊し、自然の中で健康的な食事を取り何もしない数日間を過ごす。病んだら南インドのアーユルベーダ施設でしていたようなことが、ここでもできるかどうか体験してみることにした。朝9:45に自宅を出て、この施設に着いたのは15時頃。想定通り約5時間の道のりだったが、思ったよりも体力を消耗しなかったのは、事前にスーツケースを送り当日はリュック一つと身軽だったからかもしれない。

施設の最寄り駅である有明駅に到着すると、目的地が同じと思われる女性がタクシーを待っていたので相乗りさせて頂くことにした。運転手さん曰く「穂高養生園のお客さんは9割が女性だよ。ほとんどが一人で来て、帰りは友達になってタクシー相乗りで帰って行くよ」とのこと。リピーターが多いらしく、夏休みになるこれからは平日もいっぱいだろうねぇとのことだった。施設までは約15分で2600円だった。

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受付を済ませて部屋に案内頂く。ここには里の家と新棟があるのだけれど、私が泊まるのは新棟。道を挟んで里の家の斜め前に建物がある。

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木がふんだんに使われたお部屋はいい匂いがし、ナチュラルテイストのデザインが素敵。光が窓からたくさん差し込んで明るく、気持ちが良い。ただしクーラーがなくて扇風機のみで、これがのちのち部屋を蒸し風呂のようにし頭を朦朧とさせることになる。あと生きているか死んでいるか分からない虫が部屋の中に多い。ゴミ箱やティッシュはない。あとバスタオルやフェイスタオル、歯ブラシなどのアメニティも一切ないので持参が必要。全身シャンプーとリンス、ドライヤーは浴室にあるとのこと。

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(部屋から外に出れる)

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部屋をひととおり自分の家のようにして、少し建物の周りを歩いてみる。緑のいい香りと虫の鳴き声、サンサンと降り注ぐ太陽。『あぁ~探していたのはここだ!』と思った。

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ところでここでの生活は、一日二食で朝食(昼食?)は10:30、夕食は17時半。時間になるとキッチンからベルが聞こえて来る。お風呂は9:3021:30まで入れるが、夜は予約制になっており一回に付き2人までしか入れなくなっている。洗濯機は洗剤付きで無料で使えるし、飲み物も水やお茶は無料だし、本もあって快適。(クーラーがないことによる暑さを除けば)朝はヨガや森の散歩に参加できるし、別料金でアロマテラピーや鍼灸などを受けることもできる。私は暑いので行かないが、今日水曜日はハーバルサウナが受けられるそうです。あとトイレの排せつ物を微生物が分解するとかで、紙はゴミ箱に入れなければならない・・・。タイやマレーシアの旅行を思い出す。

(憩いスペース)

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(お茶コーナー)

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(色んな所にタロットカードみたいなのが置いてあり、一枚引いてメッセージを見たりできます)

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あっという間に夕方になり、夕食のベルが鳴る。決まった時間に全員を集めて、一斉に食べさせるところがなんとも日本式。この日は全員で7人いるようで、カップルで来ている一組を除けば全員一人で来ている模様。男性は1人のみ。さすが日本人。みなさんまともな服装をしておられる。私は施設について速攻すっぴんになり、タンクトップとベトナムを旅した時に履いていたよれよれのパンツのみ。

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初めて顔を合わせる人同士、軽く挨拶をする。大きなテーブルで食べる人もいれば、外にお盆を持ち出して食べる人もいるし、人と一切かかわりたくなさそうなご婦人は後ろの小さなテーブルで食べていた。食事は恐ろしくおいしく、ここに人がいなかったらきっと私は「フハハハハハ」と笑いだしていたことだろう。一日二食だけだからか、結構量が多い。

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(デザートも出た)

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特に一緒に食べている人とペチャクチャ話す訳ではなかったが、誰かがそこにいるという安心感があり、適度な距離感が心地よかった。それにスタッフの方とお話しすることもできるし。「このお皿の焼き物、素敵ですね」とスタッフに話しかけると「栃木の益子焼なんです。これは佐藤何とかさんが焼いていて、普段使いの焼き物がコンセプトらしいです。栃木では年二回くらい陶器市をしているみたいですよ」益子焼は初めて知った。焼き物のある生活って素敵。その後自分の食器を洗って拭き、お風呂に入る。お風呂は温泉の湯を毎日運んできているらしく、檜でできた湯船から木のいい香りが・・・。思わず「あ~えーわー」とつぶやいてしまった。

(お風呂は離れにあります)

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結局この日は疲れ果てて22時には床に入ったものの、クーラーがないので暑すぎてあまり眠れなかった。夜中にトイレに行くために部屋を開け閉めしていた時に、一匹の虫を挟んでしまったらしく、ドアの隙間にぺちゃんこになってへばりついていた。しょうがないから、記念にこのまま残しておくことにしよう。