日本にいるからこそ🎐

日本人も知らない日本を知る

フィリピン人に茶道を英語で説明する

せっかくなので、昨日の茶道体験を英会話で説明することにした。しかしこれが非常に難しかった。普段の日常会話では使わない単語を使うし、質問にうまく答えられない。しかし世間話をだらだらとしているよりも、こっちの方が頭を使っていい練習になることが分かった。

まず奥深い茶道をどこまで説明するかを考えねばならない。禅とかわびさびなどは難しくて日本語でも説明できないので、省く。「茶道を簡単に言うと、茶室で茶をたてて振舞うことです。茶室はすごく狭くて少し暗いです(なぜなんだろう)。通常、掛け軸と生け花があります。」「その掛け軸には何て書いてあるの?」昨日私が見た日日是好日を説明する。「色んなメッセージがあります。元々は中国の僧侶が書いたものです」正しくは禅僧だけど、ややこしくなるので僧侶とする。その後、茶道に使われる茶は抹茶といってとある緑茶(碾茶:てんちゃ)の粉であることや、和菓子が一緒にサーブされること。そして驚くべきことに、茶がサーブされるまでにものすごくたくさんプロセスがあることなどを説明した。

(四畳半でした)

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質問があふれ出る。「どんな茶器を使うの?どうやって使うの?」えっと、大きな壺みたいなのがあって・・・壺って何て言うんだろう。しかもあれ多分壺じゃない。お湯を組む柄杓が・・・柄杓って何て言うの?あぁ、説明できない!諦めて茶器の写真を送って、茶をたてる部分だけ画面越しにシミュレーションする。「いつTea ceremonyをするの?新年?」いえ、いつでもできます。京都の観光ついでとか、定期的な習い事としてとか。日常的にはあまりされてないです。「何を着るの?着物を着ないといけないの?どこで着物は借りれるの?」「抹茶はどこから来たの?」「Tea ceremonyは何のためにするの?」「いくらなの?」ひー!!

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終わりの時間が来て先生がコメントする。「今日は色々と勉強になりました。面白そうなので、日本に行ったら茶道をやってみます。いくらか文法は誤りましたが、うまく説明できていましたよ。次はどんな日本の文化を体験するんですか?」「新しく話す話題だったので、難しかったです。週末に農家に泊まりに行くんです。そこで茶摘みをしたり(流しそうめんは、何て言えばいいのかわからない・・・)」「まぁ!それはどこでやるの?」「今住んでいる県内です」「またお話し聞かせてください」「もちろんです」

終わった後、すごくお腹が空いた。頭をフル回転させたらしい。この練習はいいことがたくさんあった。まず自分が英語で話せる分野が増えるし、日本語でも知識が増えること。先生が興味津々で色々と質問してくれるので、会話が弾むということ。それに先生は答えを知らないので、自分が話す比率が8割くらいと多くなる。一番いいのは「自然な会話」になることだと思う。英会話といっても自分が特に話したいと思わない人に、英語を維持するためだけにむりやり話すと疲れる。Tutorも相手に話させるために質問するのが大変なのだ。しかし今回のように日本の文化を紹介すると、お互いの会話が自然になる。私は外国人に日本の文化を紹介したいという目的を持って話しているし、先生も知らないことを普通に質問することができ、キャッチボールにきちんとなる。やはり会話はこうじゃないと。

さてうまく答えられなかった質問も含めて、次なら自分がどう説明するかワードにまとめておこう。そして日本に帰った後にやってみたかったことの一つ「日本の日常を海外に発信する」で使うことにしよう。