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熱海で暑すぎる茶道体験

シンガポールに住んでいた頃、日本に帰ったらやってみたかったことの一つ”茶道”を熱海の茶屋で体験してきた。なぜ熱海なのかは分からない。ネットで静岡 茶道体験と検索して出てきたのがそこだった。ちなみにじゃらんで予約できます。

www.jalan.net

最寄り駅は熱海駅から伊東線にのって数駅の網代駅。少し予約時間まで時間があったので海の方に歩いてみると、とてもきれいな景色が広がる。ただ今日はすごく暑い。

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時間になり、間瀬という茶屋に入る。

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そして茶室に通して頂く。

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私は右側の入り口から、お茶をたててくださる店員さんは左側の入り口から別々に入る。部屋には掛け軸があり、意味は確か「毎日がいい日」といったようなことをおっしゃっていた。しかしネットでさらに調べてみると、もっと意味が深い。日日是好日は中国の禅師から伝わった禅語で、宝くじがあたった日も生牡蠣にあたった日も(つまり良いことがあっても悪いことがあっても)、もっというと何かの物差しで日々を良い悪いと捉われることなく、ただひたすらありのままに生きていれば全てが好日(こうにち)であるとのこと。さらに禅についてこんな素敵な教えを見つけた。

禅では、過ぎてしまったことにいつまでもこだわったり、まだ来ぬ明日に期待したりしません。
目前の現実が喜びであろうと、悲しみであろうと、ただ今、この一瞬を精一杯に生きる。
その一瞬一瞬の積み重ねが一日となれば、それは今までにない、素晴らしい一日となるはずです。

Source: 日々是好日 | 禅語を味わう || 黄檗宗 少林山達磨寺

確かに物事を良い悪いと決めず事実ベースだけで生きていれば、目の前のことに一喜一憂しなくても済むのかもしれない。禅の教えか、興味をそそられる。

(本来ならここに生け花も置いてある)

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「室内はクーラーがありませんので、本当に暑いんです。夏はこの茶道体験はお休みするんですよ」確かにすごく暑い!部屋が小さいし風も入らないので、カンボジアで入った小屋の中でハーブを蒸すスチームサウナを思い起こさせる。『心頭滅却すれば火もまた涼し』と心の中で思いながら、お茶をたてていただく。

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あくまで体験だったので、非常にプロセスが簡素だった。茶碗を湯で温め、抹茶の粉を二杯茶碗に入れ、湯を注いで、茶筅で茶をたてる。ここでは茶を出すのが主であり、作法までは教えられないとのこと。

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したがって全く茶道の心得がない私は、適当に茶を飲んで豪快に菓子を食べる。この後は茶室で好きなだけお茶をたてたり飲んだりして、ゆっくりしてくださいとのことだったが、なんせ暑い。一度自分で茶をたててみたが、すごく濃くて苦くなった。

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そして外に出て写真の練習会と化し、半時間くらいで茶道体験終了!

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あまりに暑すぎたので、喫茶スペースであんみつを食べることにした。本帰国後、初のあんみつは大変おいしかったです。ただ寒天はこんなにいりませぬ。

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暑すぎる茶道体験をお店の方も気の毒に思ってくれたのか、帰りに伊豆の踊子というお土産をただで二個持たせてくださった。どうもありがとうございました。

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しかしこれが私のしたかった茶道体験か??多分、複雑なプロセスを踏む本物の茶道を一度体験してみたかったのでは?あと禅との関りが深い茶道の本質が何なのかを知りたかったのでは?まぁいいや。TO DO LISTの茶道体験をDoneにする。

まだまだ私の茶道への興味はつきそうにない。