母が関西から遊びに来てくれたので、ちょっと遠出をする。その前に「さわやか」という静岡内にしかない超人気のハンバーグ屋で、腹ごしらえをする。ここのハンバーグは中がすごく赤みの肉で、ちょっと始めは驚くのだけれどすごくおいしい。(旦那は三回目、私は二回目の来店)これだけ赤い生肉を自信を持って出せるって、すごいと思う。ちなみに今日は一時間待ちました。(他の店舗の待ち時間も見られるのだけれど、262分待ちというのがあった・・・)
私は200gのげんこつバーグを注文。肉を半分に切って、ジュージュー焼いてもらいます。
ソースをかけてもらい、勢いよく食す。中がやはり赤いのだけれど、肉の臭みがまったくない。牛肉がぎゅっと詰まっており、大変おいしい。お米もおいしい。完食!
そしてなぜか牧場へ行く。
300円払って、山羊を20分くらい散歩させる。「私、羊派なんやけどねー」と言うと旦那が「羊派?それは、何をどう分けるの?」羊派か山羊派かです。私は村上春樹が好きですので、羊派です。
厳密には我々が山羊に散歩される。山羊は食べ物をやらないと、一向に歩かない。紐を引っ張っても動いてくれないし、重たい。旦那が「これ難儀やわ~犬は賢いわ~」といいながら、山羊にうまく餌を与えて歩かせる。
山羊『ったく、一日に何回このルート歩かされんだよ。食ってでもないと、やってらんねぇよ』
母と私が近所に買い物に行くついでみたいに、山羊を散歩させる。山羊が止まったので、一緒に待って「おいっ。こっちだよ。ほれっ」と言うと歩き出した。
次に羊コーナーへ行く。
ここでも餌をあげるのだけれど、羊が結構な勢いでやってきて怖い。温厚な動物思っていたが、予想できない機敏な動きをたまにする。
(男性でも羊を前に、このようになるのです)
思うのだけれど、人生の色んな事に疲れたら山羊を散歩させたり、羊にエサをあげればいいと思う。動物は人間の都合はおかまいなしに行動するので「あわわわ!」となって他のことを考える暇がなくなる。自分で何かをコントロールすることを止めるので、楽になる。日頃我々は気づかないうちに、色んなことをうまく細かくコントロールして生活しており、そういうことを続けると疲れる。
ちなみに天気がよければ、ここからはとても美しい富士山が見られるとのこと。また旦那に山羊を散歩させに来てやるか。