日本にいるからこそ🎐

日本人も知らない日本を知る

和風民家のケーキといぐさを楽しむ

今日は近所のケーキ屋「草里(ぞおり)」へ甘いものを食べに行く。ここももちろん接骨院のお兄さんの情報。こないだ教えてもらった殆ど全部の店へ行ったと言ったら、また次から次へと色んな店の情報を教えてくれた。そのうちの一つがケーキのおいしい店だった。さすが、ジモティは何でも知ってるね!

ナビに従って向かうと、なんだかえらい民家の多いところへ入って行く。お店は本当に「ここ?」となるような民家の一角だった。

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店内は畳のスペースもあり、和とレトロな感じがとてもいい!そして混んでいる。

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ケーキは自分でディスプレイを見て注文し、飲みものは席で頼む。紅茶がアッサム、ニルギリ、ダージリンで迷う。『どうしようかなーダージリンティーは本物の味じゃないことが多いしな・・・ショートケーキを食べるにはアッサムは濃いしなー。ニルギリはあんまり好きじゃないけど、ショートケーキと合わせるにはちょうどいい濃さか』などと考えながら、ニルギリを選んだ。

旦那はコーヒーを頼んだのだけれど、このカップが非常に美しい!なんなのだろう。シンプルなデザインだけれど、モダンで全ての模様の配列が完璧。

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私のカップも美しい。紅茶をいれるとさらに美しい。私はあまり食器類には詳しくないが、それでも一目見てこの食器の美しさはわかる。また新しい世界を発見した。

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ショートケーキは軽めの食感でおいしかった。なんという幸せなのだろう。ここで旦那と今朝CNNで放送されていたハリープリンスとメーガンの結婚式特集の話になる。私がそのニュースで興味を引いたのは、結婚式そのものよりもメーガンが自身のアイデンティティについて思い悩むことがあったという一節だった。彼女のお母さんは黒人、お父さんは白人。自分は一体何人なのか?という疑問。私の中華系シンガポール人の友人達は、自身をシンガポール人だと言い、また中国人だとも言った。彼らは自分たちのアイデンティティを元々持っている民族に紐づけていた。ところが日本語を教えていた中華系アメリカ人(日本人のクオーターでもある)は、自分のことを”アジア人”と言っていたのが興味深かった。アメリカ人でも中国人でも日本人でもない。難しい問題だと思った。私は純粋な日本人であり、いつも外国人に自己紹介をする時は「日本人です」と普通に言ってきた。しかし自分が「〇〇人」とはっきり言えない場合、それが自分のアイデンティティを確立するのにどれくらい影響を及ぼすのだろう。でも結局はその人が何人であれ、その人がその人であることに変わりはない。明日なぜか私が書類上シンガポール人になったところで、昨日の私と何ら変わりはないのと同じだ。

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帰りにニトリに寄る。そしていぐさコーナーを発見する。残念ながら今のおうちには畳の部屋がないので、せめていぐさの香りがする小さな畳を購入することにした。いろんな畳製品の匂いを二人で嗅ぎまくって、ちょっと怪しい客になってしまった。

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(ちょっと小さくて寝返りが打てない。あと三枚必要)

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日本に帰ってきてから、昔はあまり気に留めなかった和の物に目が行くようになった。美しい箸、かんざし、畳・・・。かんざしはモダンなデザインにはなっても、今もなお若者に使われていることを江戸時代の人が知ったら喜ぶだろうな~と思う。