日本にいるからこそ🎐

日本人も知らない日本を知る

シンガポールの中医学クリニックから日本の接骨院へ

シンガポールでは週一回くらい、チャイナタウンの中医学クリニックへ行っていた。西洋医学では治らなかった不眠や原因不明の胃腸の不調、急性のぎっくり腰まで診てもらい、鍼を受けたりハーブの飲み薬を出してもらった。いわば、未病時の駆け込み寺だった。

(先生、大変お世話になりました)

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そして日本に戻ってからは、近所の接骨院に定期的にお世話になりそう。これは背中のある箇所が長いこと痛んでたまらず駆け込んだのがきっかけだった。が、約一カ月続いている自律神経の乱れによる様々な不調も、回復が見込めるかもしれないとのこと。「自律神経の乱れの治療は、今のように心療内科の薬を服用するのも一つの方法です。でも体の歪みを治すことで自分の自然治癒力を高めて、自律神経を整えることもできます」と爽やかなお兄さんが言う。もし本当にできるなら薬をずっと飲み続けるよりはそっちの方が断然いいと思い、しばらく通うことにした。実は始めは薬をもらうために心療内科の予約を取ろうとしたが、なぜかどこもいっぱいで予約が取れなかった。不思議。

この接骨院で何をしているのかというと、まずは自然に立ったり座ったりしている私の姿を写真に撮り、それがどれくらい正しい姿勢から歪んでいるのかを見せてもらった。(みなそれなりに歪んでいるのだろうけど、私もかなり歪んでいた)そして機械を使って骨盤を矯正しお兄さんが私の肩甲骨や鎖骨周りをグイ―!と押して、肩がきちんと開くように調整していった。それからお腹にパットのようなものを貼り、電気を通してインナーマッスルがどれくらいあるのかを測定した。これは背中の痛みの根本原因がどこにあるのかを調べているそう。姿勢が悪いからか、筋力がないからか。多分そのいづれにも当てはまると思うけれど。

ここに今のところ二回行ったけれど、施術後は明らかに腕が後ろの方まで回るようになったり、背中の鋭い痛みは鈍い痛みへ変わったりした。根本原因を突き止めて完治させるまで三か月くらいらしい。何よりもありがたかったのは、旦那以外に誰一人として知り合いの居ない新しい場所で、定期的に行く場所と会う人ができたということだった。ここは自分の国なので、日本からシンガポールへ引っ越した時ほど孤独を感じないが、週一回ここへ行き担当のお兄さんとたわいもない話をするのは、結構重要なことのように思う。人間は誰しも自分の居場所や話し相手がいる。

それにシンガポールにいた頃は、日本へ戻った後にシンガポールで慣れ親しんだ中国の文化が恋しくなるだろうなと心配していたが、実は日本の生活の中に中国の文化をかなり感じることができる。姿かたちは変わっても、鍼もお灸も茶も仏教もみな中国から伝わったものである。

(これは中国のとあるお茶屋さんにて)f:id:Nisshi:20180509175156j:plain

(厦門にある大きなお寺。自然の中にあり美しかった)

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ところで今のところ、接骨院へ行く時と昼ご飯にうどんを食べに行く時しか外に出ていない・・・。自律神経を整えようと思ったら、運動を含む規則正しい生活を送らねばならない。引っ越し疲れも徐々に取れてきたことだし、そろそろたまに外に出て自然を感じられる場所を歩くか。ただしゆっくりと・・・。