日本にいるからこそ🎐

日本人も知らない日本を知る

伊豆の温泉で引っ越しの疲れを癒す

ある程度新しい部屋に家具なども揃ったところで、引っ越しの疲れを癒すことにした。国内の引っ越しだけでも疲れるのに、国をまたぐとさらに疲れる・・・。関西からだと新幹線や特急などを乗り継いで遠かった伊豆も、今は車で約二時間と近い。しかも宿へ向かう道中は遠くに富士山が見え、山道に入ると緑が美しい木々の中を通り抜けたり山々が近くに感じられるなどし、ドライブしているだけでもとても気持ちが良かった。

宿に着くと、何やら見覚えがある。「あれ?前にもここに泊まらんかった??」9年前に旦那と伊豆の温泉に来たことがあったが、何と気づかずにあの時と同じ宿を取っていたらしい。どうやら宿の名前が微妙に変わったようで、同じ宿と気づかなかった。

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レセプションの和のインテリアにホッとする。

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(女子は浴衣を貸してもらえます)

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畳の部屋に泊まるなんて何年ぶりだろう。ここ数年はずっとベッドの宿にしか泊まっていなかった。私はこの後、畳を十分に楽しんだ。大の字になって寝転んだり、イグサの香りを嗅いだり。シンガポール人が昔「日本で畳を試してみたい!」と言っていた意味が分かった。こういうことをしたかったのだ。

f:id:Nisshi:20180508150356j:plainところで部屋に入った瞬間、茶葉の香ばしいいい香りがした。スタッフの方に「お香ですか?」と聞くと「いえ茎茶です。茶香炉でこうして香りを出せるんです。」とのことで、茎茶がお香代わりに使われることも、茶の香りを嗅いでいるだけでこんなにも癒されるものとも知らなかった。あまりにも香りが良すぎて、何回か近くへ嗅ぎに行ってしまった。同じセットをどこかで買おう。f:id:Nisshi:20180508150419j:plain

さっそく昼間に風呂をまず堪能する。湯に浸かった時に、心身が一気に癒されていくのを感じた。それに川のせせらぎが聞こえて、癒し度MAX。ちなみにこの部屋には風呂が二種類ついており、抹茶の粉をお湯に入れて抹茶風呂にすることができた。

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そして待ちわびていた夕飯の時間になり、料理が次々と運ばれてくる。日本なのに思わず「Oh no!!」と言ってしまうほど豪勢な食事だった。あまりに舟守に刺身が乗りすぎていて、テーブルに運ばれる途中で鯛が一切れペラッと畳に落ちたのが面白かった(笑)豪勢すぎる料理を前に「なんか・・・もうお腹いっぱい」と逆に食欲がなくなった旦那を無視して、私は黙々と食べる。シンガポールにいる間、胃腸を壊してしまいあまりたくさん食べられなかった。それに魚介類を食べるとよく当たったので、避けていた。そういったシンガポールで制限されていた食欲がここにきて一気に爆発した!

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お腹がいっぱいで動けないが、また風呂にだけは入る。夜は外のライトアップや風呂場の橙色の灯りがいい雰囲気を出していた。天井にくっついている蝉や毛虫とも『虫も自然の一部』ということで、今回は共存して風呂に入った。もしここが東南アジアの宿だと『ぎゃああー!!』となり、誰かを呼びに行っただろうけど・・・。

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お布団を敷いてもらっている間、お兄さんと雑談する。「え?今週月曜日にシンガポールから引っ越してきたばかりですか?」はい、そうです。この日は土曜日。数日前の火曜日に東京から新居に移動してきて、その後生活に必要な最小限の雑品などを揃えて、その週末には伊豆にいる。火曜日から木曜日くらいまで、私は何かをするとすぐにめまいを起こし、しかもエネルギーがすぐに切れて夜に風呂に入る力が残っていなかった。『そら疲れるわな・・・』と一人苦笑いしながら、この日は珍しく畳の上のお布団でスヤスヤと寝た。