日本にいるからこそ🎐

日本人も知らない日本を知る

田舎暮らしの可能性を探るも

来週末には、関西で新居を決めねばならない。「ただそこで暮らしているだけで、幸せ」と思えるような場所に住むべく、自然の多い田舎の古民家を探すことにした。まずは、田舎暮らしをあっせんしている雑誌を見てみる。

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いっぱいありすぎて、どこがええんか分からへん・・・。それに、賃貸はなく、買わねばならない。50万円という破格の物件もあるけれど。最大の問題点は、旦那の通勤が困難になるということだった。旦那が通勤できる範囲となると、私が思い描いているような、自然が豊富な田舎ではなくなってしまう。しかも、新居を決めるのに時間が短すぎて、いきなり田舎に住まいを構えるのは無理がある。したがって、まずは、旦那の通勤に便利な場所に、近代的な住まいを構えることにした。その後、私が気に入る田舎の古民家を見つけて、近代的な住まいと田舎暮らしの2拠点生活をすることとしよう。

「こっちの方が夢があるけどねぇ」と、旦那が言ったのはこちら。軽トラに部屋を乗っけているイメージで、確かに面白そう。移動販売もできるし。

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とにかく、田舎の古民家がないと、私の次の生活が始まらないような気がしてならない。近代的な住まいから、車で1時間以内で行ける田舎の古民家が手に入れば、自分のやりたいことが色々と出来るような気がする。野菜作り、茶屋(次は静岡茶BARにするか)、和のスパ、異文化交流などなど。

これからも、私の古民家探しは続く。

感動の多い日

今日は、色んなことに感動した1日だった。引越しの別れは寂しいけれど、こういう瞬間を味わえるのは、素晴らしいことだと思う。

まず、この1年間、ライターの仕事を依頼してくださっていた会社の皆様の話。これから引越しで忙しくなるので、ライターの仕事は受けられない旨と、いつも親切に原稿の添削やアドバイスをくださったことのお礼を伝えることにした。すると、こんな返信が来て驚く。「いつも意欲的に取材を引き受けていただき、ありがとうございました。部署の全員がxxさんから、たくさんのことを学ばせていただきました」私から一体どんな学べることがあったのだろう。実は、求人広告を書いていたのだけれど、未経験だったので手探り状態だった。なので、他の人が書いた求人広告を研究したり、求人広告を書くコツやキャッチコピー、文章の基礎の本などを読み漁ったり、修正された箇所をチェックし、次の原稿に活かすようにしていた。また、「ヒィー!!」となる依頼も頑張って受けるようにした。突然、明日15時の取材依頼とか、車で往復3時間かかる遠い場所とか。売れっ子のライターだったら、きっと断るような条件の時こそ、引き受けるようにしていた。そういう「ガッツ」を認めてもらえたのかもしれない。

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最近、己書で禅語書いてます

そして、最も嬉しかったのは、私のことをいつも気にかけてくださっていた、年配の方からの言葉だった。「期待しています。新天地でも幸せになってください」この方が、ちょこちょこ私に連絡をくださり「書き方を固定せずに、色んな風に書いてみなさい」とか「ある程度書けるようになっても、勉強を続けるように」などと鼓舞してくれた。その期待に応えたいと思い、私も頑張ってきたのだ。なんだか唐突に別れが来てしまい、この先もうやり取りすることがないのかと思うと、うるっとしてしまった。本当は機会があれば、直接お会いしてお礼を言いたかった。

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そして、毎週茶屋をしている図書館での話。夕方、図書館へ行くと、私の顔を見るなり、色んな人が「関西にいっちゃうんですね~寂しい」と言ってくださった。そんな中、デザイナーのコーヒーのお兄さんだけが笑顔でこう言った。「いいんじゃないですか。今まで培った色んな経験を使って、また何かやれば」達観しているというか、そろそろ新しい生活がしたいと思っていた私をよく見抜いているというか。色んな人との別れに寂しさを感じていたけれど、この言葉を聞いてなんだかホッとした。その後は、己書の先生も図書館に来られた。引越しまでに1級の試験を受けられるよう、スケジュールを調整してくれるという。なんて温かい人ばかりなんだろう。

家に帰りながら「引越しすることが、寂しいと思えるのは素晴らしいことだ」と思った。たくさん素敵な思い出があるからこそ、ここを離れるのが寂しいと思えるのだ。そして、引越しの挨拶をしに行ける人がいることも、とてもありがたいことだと身にしみて感じた。

6年ぶりに関西へ!夢が膨らむ

なんと6年ぶりに関西に戻ることになった!バンザーイ!!もう1年くらい、静岡に住んでいても良かったのだけれど、結構、生活が出来上がってしまい、飽きてきた頃だった。「もう1年、この生活をするのはつまらんな・・・」そんなときに、古巣の関西に戻れると分かって、なんだか嬉しい。富士山が見られなくなるのは、寂しいけれど。

一方で、新しい生活が始まるとなると、また仕事を探したり、人間関係を作らないといけないので、大変と言えば大変。昔、一緒に働いていた会社の同期や知り合いが、関西にいることはいるが、きっともうお互いの価値観も話も合わないだろう。会社で怖い顔をしてバリバリ働いていた私しか知らない人達が、私が今、ライターをしながら茶屋を営業し、己書の師範を目指そうとしていると知ったら、きっと頭が混乱するに違いない。さらに、農業をやりたいなんて言った日には、ひっくり返るかもしれない。

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私には、次の新しい生活で、やってみたいことがたくさんある。まず、田舎の畑がついている古民家に住みたい。そこで、自分が食べる野菜は自分で作りたい(正確には、作るのは旦那だけれど)。そして、「和」がコンセプトのスパを開業したい。さらに、日本茶インストラクターとして、日本茶で何かできるかもしれない。神戸はモダンな街で、中華街に中国茶屋は多いが、日本茶屋はあまり見ない。今のうちに、静岡のおいしい日本茶をオンラインで買えるように、色々と開拓しておこう。ライターの仕事は、今の仕事を関西でもできるといいのだけれど、こればかりは分からない。今はリモートワークも進んでいるので、文章が書けるのであればフリーライターではなく、どこかの会社に属して働くのもいいのかもしれない。あと、中華街で、中国剣舞を習おう。

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ここから数カ月間は、自分であまり物事のコントロールができなくなる。自分自身の「こうしたい」は持っておいて、しかし、流れも大切にしながら、ゆるく次のステージへ移りますか。静岡を離れる前に、静岡のお茶について勉強しておくことと、東北が近いので、今のうちに東北巡りをしておかないと。

さぁ、新しい生活の幕が上がる!

中国語生活のその後

「あなたのスピーキング力は、中級です」やっぱり・・・。中国語の先生による、簡易スピーキングテストを受けて、こう言い渡された。HSK5級に合格しているものの、口語のレベルはまだHSK4級なのだ。「あなたのレベルは分かりました。もっと色んなことを中国語で表現する練習が必要ですね。これから、毎回、話題を1つ決めますから、それについて話しましょう」と、いつも早口で容赦なく話す先生が厳しい顔をして言った。よかった。やっと私の本当のレベルを分かってくれて。彼女はきっと、私が「流暢に話せる無口な人」と勘違いしていたに違いない。実際は、話せないから無口だったんです。

その後、毎回、先生が話題を設定して、それについて議論している。これがとても楽しく、かなり下がっていた中国語の勉強のモチベーションは突然アップした。ある日は「なぜ環境保護が必要か」について、ある日は「仕事のストレスをどう対処すればよいか」について話し、次の話題は「お金があることは幸せか」。先生の設定する話題がなかなか面白く、それについて自分の意見を表現できるようになっていくのが楽しい。私はもともと、自分の意見を述べたり、相手の考え方を知ったりするために、中国語を勉強しているのだ。それが、少しずつできるようになっていくのが嬉しかった。

そして、私が、中国語が聞き取れず話せない一番の要因は、知っている単語の量が少なすぎることなので、ある単語集1冊を1カ月で頭に叩き込むことにした。このような単語習得計画表を作って、ノルマを達成するようにしています。ちなみに「天」は「日」のこと。毎日、どこまで覚えればいいのか明確になっていれば取り組みやすいし、終わったら「○」を付けるようにすると、進捗が可視化できて続きやすい。目に付くように冷蔵庫に貼っています。

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さらに、私の中国語学習を助けてくれているのは、言語交換パートナーの王さん。去年8月から、毎週土曜日にスカイプで1時間、中国語と日本語(今は、中国語と英語だけど)を30分つづ話しており、今も続いている。先週、王さんは旅行中だったらしく、ホテルのロビーからの参加だった。「旅行中なら、言語交換はお休みしてくれたらいいんですよ」と言ったのだけれど、「没关系(問題ないよ)」とのことで、どうもありがとうございます。もはや、彼は、私から日本語を学んでいないのだけれど、言語交換を続けるメリットがあるのだろうかと疑問に思う。半分は英語を話しているとはいえ、私はネイティブではないので、彼の間違いを正すことは難しい。

そんなこんなで、私の中国語生活はなんとか楽しく続いている。今年の12月に、口語の試験HSKKを受けて、「高級」の合格を目指す。そして、コロナがおさまったら、中国を1カ月くらい旅してみたい。色んな人と中国語で話しながら。

台湾茶のお礼を

茶屋で、常時6種類くらいのお茶を出しているので、「お勧めは?」と聞かれることが多い。そんなときは、甘いのが好きならチャイ、スッキリした味が好きなら台湾茶の四季春、寒くて温まりたいなら鉄観音を勧めるようにしている。最も出るのはチャイで、次が四季春だと思う。特に、四季春が好きだと言う人は多くて、色んな人が「おいしい、おいしい」と言って飲んでくださるので、出している私もとても嬉しい。緊急事態宣言が解除されたら、仕入れ先の横浜の中華街にある台湾茶屋に行って「みんながおいしいおいしいと言って、飲んでくれてますよ」とお礼を言いたい。

このお茶は、去年の春に直接横浜のお店に行って、購入したのが始まりだった。コロナが流行り出したころで、中華街は人が少なく、シャッターを閉めている店も多かった。そんな中、この台湾茶のお店はオープンしていたものの、お茶の試飲ができないという。お店のおばちゃんがこう言ったのを覚えている。「本当は色んなお茶を飲んでもらいたいんだけどね・・・。おいしいお茶をただ飲んでほしいの」この”おいしいお茶をただ飲んでほしい”というひと言で、私はこの茶屋が好きになってしまった。買わせるためではなく、自分が好きでおいしいお茶をただ飲んでもらいたい。おいしいお茶があることを知ってもらいたい。という気持ちが伝わり、試飲はできないが、おばちゃんのお勧めを信じてお茶を買ったのだ。その後は、年に数回、ネットで買っている。注文すると即出荷して下さり、いつも配達伝票に手書きで「誠にありがとうございます」と書いてあった。

今もこのお店は、シャッターを開けているだろうか。次に行ったら、茶葉をまとめ買いして、自分の茶屋で売ってみようかと思う。皆さんに、おうちでもおいしい台湾茶を飲んでもらいたいし、茶葉を買いたいという人は、このお店から直接買ってもらいたい。

ちなみに、こちらがそのお茶です。お茶好きがいたら、ぜひ試してみてください。お茶を淹れるときは、私は5gで180mlの茶を淹れています(もっと量が多くても味は出る)。

◆私の淹れ方◆

①ティーポットに茶葉5gを入れる

②沸騰したアツアツのお湯を茶葉がひたひたになるくらい、ポットに入れる。

③5秒くらいしたら、その湯を捨てる(1煎目は味が薄いので)。

④アツアツのお湯(180ml)をポットに入れて、1分待つ。

⑤コップにお茶を注ぐ

www.oolong.co.jp

 

己書4級まで、あと3回!

今週も水曜日は己書!教室に到着すると、コーヒーの良い香りがする。己書幸座に参加している、ここの大家さんが、ドリップコーヒーを淹れているところだった。「はい、どうぞ」紙コップではなく、わざわざ陶器のコップを持参して、アツアツのコーヒーを出してくれた。「おいしい!」私を含めて、己書の先生と他の生徒さんも口々にそう言い、みんなでほっこりした。大家さんは、本当は、こうして皆においしいコーヒーを淹れたかったのだ。通常、ここではコーヒースタンドが営業されているので、気を遣っていたのだろう。今日はコーヒースタンドはお休みだった。腹ごしらえにみかんを食べて、己書幸座スタート!

さて、今日のお題は春らしい作品。見本を見た時は「えぇ~難しそう。書けるかなー」と思うのだけれど、意外と書けるもんです。せっせと書いた後は、お互いの作品を褒め合う。私の字を見たご婦人が「字が優しいですねぇ。性格がでるんですね」とおっしゃってくれました。う、うーん。結構、それは幻想に近い。

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先生が「フレームとかに入れて飾ると、良い感じになりますよ」というので、さっそくフレームに入れて、私の本棚に飾ることにした。確かに、本棚が一気に明るくなった気がする。

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先生が最後にお知らせをする。「みなさん、そろそろ4級が近づいてきたので、今後についてお話しします」3,2,1級は、作品を書いて合格しなければならないこと。師範になるには、名古屋や東京などへ出向いて、作品を書いたりしなければならないこと。「師範を目指したいという方は、全力でサポートします」せっかくなので師範を目指したいのだけれど、登録料と年会費みたいなのがべらぼうに高い。とりあえず、目指せるところまで目指して、合格できたらまた考えよう。師範試験の難易度は、かなり高いと聞いたことがある。

ところで、私にとって己書の師範になるということは、筆ペンを人に教えるというよりも、自分の人格を磨くことに近い。私の己書の先生はいつも穏やかで、我々がどんなにへんてこなものを書いても、いつも褒めてくれた。何1つ否定することなく、アドバイスする時も押しつけがましくない。そして、ちょっとおっちょこちょいで、和むことが多い。「ちょっと変になっちゃったなぁ」とか「やばい、これはやばいぞ」などと言いながら、ゆるく手本を書いてくれる。これを聞きながら「またかい」と思うのだけれど、ぷっと吹き出しそうになったりして、緩やかな時間が流れていく。自分もこういうことが人にできるのかを考えると、なかなか難しいものがある。

今回の己書も、とても楽しかった。大家さんのおいしいコーヒーをいただいたり、みんなで字を書いて褒め合ったり、自分の作品を棚に飾ったり。最後に「おやすみなさーい」と言って、それぞれの帰路に着いた。また新しい土地へ引越ししたら、そこで己書幸座を探して、参加するといいのかな。そしたら、誰かとのゆるい関わりができて、孤独が軽減されるだろうから。

たかが宅配、されど宅配

去年から、通販でモノを買うことが特に多くなり、我が家にはしょっちゅう宅配便が届く。届けてくれるドライバーさんも、様々で面白い。

まず、いつもうちに配達してくれる郵便屋さん。ある日、インターホンが鳴ったので出てみると「これ、ちょっと大きくて、ポストから出ちゃう」と言って、普通郵便をわざわざ手渡ししてくれた。その日は雨で、ポストに入れると、入りきらない部分が雨でぬれる恐れがあった。とても親切だなぁ。

次に、配達時間を勘違いしていたおじちゃん。18-20時の配達を指定したのに、20時半になっても届かない。カスタマーサービスに電話すると、担当ドライバーから連絡させますとのこと。10分くらい経つと、電話がかかってきた。「あのぅ、今日の18-20時に配達指定してた荷物、これ多分化粧品だと思うんですけど」えぇ、知ってますよ。「今から届けると、21時ちょっと回ると思うんですけど」「えぇ、いいですよ。届けてもらえますか」「はい、すみませんでした」先に遅れたことを謝らんかい!!昔の自分だったら、遅れたことと、この電話の”なってなさ”について、総攻撃しただろうが、もう大人になったのでカリカリしない。

そして、新人と思われる青年。ある日、また指定時間から遅れて配達してきたことがあった。玄関のドアを開けると「す、すみませんでした!!」と平謝り。荷物をたくさん抱えていて、眼鏡がマスクのせいで真っ白に曇っている。なんか一生懸命だから、許す。

さらに、最も印象的なのは、このおばちゃんだ。しばらく顔を見ていなかったら「お久しぶりです」と声を掛けてくれる。外に出るのが面倒で、オンラインスーパーで買い物をすると、届けてくれたときに「大丈夫ですか?」と聞いてくれた。多分、1日中、家でゴロゴロしていた私の身なりがひどかったので、病気でもしていると思ったのかもしれない。夜ご飯に使おうと思って買った食材が、19時半を回って届いた時は「お待たせしました」とひとこと言。どうして分かったの?おばちゃん。今日も「お久しぶりです」と言って、そのおばちゃんは宅配便を手渡してくれた。おばちゃんが車に戻っていくのを見届けて、そっと玄関をドアを閉めながら少し温かい気分になった。今日、私がまともに話したのは、このおばちゃんだけだった。

宅配ドライバーさんは、仕事として、モノを届けてくれているだけかもしれないけれど、家でずっと仕事をしていて、人と接する機会が少ない私にとっては、それ以上の存在です。いつもどうもありがとうございます!